●話【ハナシ】
デジタル大辞泉
はなし【話】
1 言葉を交わすこと。会話。談話。また、声を出して言うこと。「話 が尽きない」「こそこそ話 」
2 筋をたてて述べること。また、その内容。「話 のうまい人」「ためになる話 」
3 話題。「話 は変わりますが」「話 をそらす」「難しい話 はやめよう」
4 うわさ。評判。「人の話 によれば」「国中が選挙の話 で持ち切りだ」「話 だけで実現しない」
5 話し合うこと。相談すること。「ちょっと話 がある」「話 がこじれる」「話 がまとまる」「結婚話 」
6 いきさつ。わけ。事情。「詳しい話 は知らない」「お話 はうかがっています」
7 物事の道理。「話 の通じない人だ」「それでは話 が逆だ」
8 (「咄」「噺」とも書く。「噺」は国字)人に聞かせるための作り話。説話・昔話・落語など。「浦島太郎の話 」「お話 の世界」「人情話 」
9 こと。ことがら。前述の内容をさしていう。「こんなになるまでほうっておいたとは、まったくひどい話 だ」「いやはやあきれた話 だね」
[下接語](ばなし)浮世話・打ち明け話・内輪話・裏話・噂(うわさ)話・大話・御伽(おとぎ)話・戯(おど)け話・落とし話・思い出話・音曲咄(おんぎょくばなし)・怪談咄(ばなし)・楽屋話・掛け合い話・軽口話・愚痴話・小話・こそこそ話・零(こぼ)れ話・三題咄(ばなし)・仕方話・下(した)話・芝居咄(ばなし)・地咄(じばなし)・自慢話・素(す)話・世間話・高話・立ち話・譬(たと)え話・茶話・茶飲み話・作り話・辻噺(つじばなし)・伝え話・艶(つや)話・内証(ないしょ)話・長話・人情話・惚気(のろけ)話・馬鹿話・ひそひそ話・一口話・一つ話・身の上話・土産(みやげ)話・昔話・無駄話・与太話・夜(よ)話・四方山(よもやま)話・別れ話・笑い話
2 筋をたてて述べること。また、その内容。「
3 話題。「
4 うわさ。評判。「人の
5 話し合うこと。相談すること。「ちょっと
6 いきさつ。わけ。事情。「詳しい
7 物事の道理。「
8 (「咄」「噺」とも書く。「噺」は国字)人に聞かせるための作り話。説話・昔話・落語など。「浦島太郎の
9 こと。ことがら。前述の内容をさしていう。「こんなになるまでほうっておいたとは、まったくひどい
[下接語](ばなし)浮世話・打ち明け話・内輪話・裏話・噂(うわさ)話・大話・御伽(おとぎ)話・戯(おど)け話・落とし話・思い出話・音曲咄(おんぎょくばなし)・怪談咄(ばなし)・楽屋話・掛け合い話・軽口話・愚痴話・小話・こそこそ話・零(こぼ)れ話・三題咄(ばなし)・仕方話・下(した)話・芝居咄(ばなし)・地咄(じばなし)・自慢話・素(す)話・世間話・高話・立ち話・譬(たと)え話・茶話・茶飲み話・作り話・辻噺(つじばなし)・伝え話・艶(つや)話・内証(ないしょ)話・長話・人情話・惚気(のろけ)話・馬鹿話・ひそひそ話・一口話・一つ話・身の上話・土産(みやげ)話・昔話・無駄話・与太話・夜(よ)話・四方山(よもやま)話・別れ話・笑い話
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わ【話】[漢字項目]
[音]ワ(慣) [訓]はなす はなし
[学習漢字]2年
〈ワ〉
1 はなす。しゃべる。「話術・話法/会話・懇話・手話・対話・談話・電話・独話」
2 はなし。筋立てて語られたもの。「話題/逸話・佳話・寓話(ぐうわ)・訓話・実話・笑話・神話・説話・挿話・童話・秘話・民話・夜話」
3 ことば。「官話・白話」
〈はなし(ばなし)〉「裏話・小話・昔話・無駄話」
[学習漢字]2年

1 はなす。しゃべる。「話術・話法/会話・懇話・手話・対話・談話・電話・独話」
2 はなし。筋立てて語られたもの。「話題/逸話・佳話・寓話(ぐうわ)・訓話・実話・笑話・神話・説話・挿話・童話・秘話・民話・夜話」
3 ことば。「官話・白話」

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精選版 日本国語大辞典
はな・せる【話】
〘サ下一〙 (「はなす(話)」の可能動詞)
① 話すことができる。
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉三「話せないとすれば〈略〉切角の智識も無用の長物となる」
② 話し相手とするに足りる。物わかりがよく融通がきく。
※浄瑠璃・歌枕棣棠花合戦(1746)三「コリャ咄せるぞ、面白い」
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わ【話】
〘名〙 はなし。物語。特に、修行する者の手本となることば。
※正法眼蔵(1231‐53)即心是仏「いはゆる即心の話をききて痴人おもはくは」
※咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)上「生死一大事のわを授け給ふ」
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