●語録【ごろく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
語録
ごろく
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デジタル大辞泉
ご‐ろく【語録】
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世界大百科事典 第2版
ごろく【語録 yǔ lù】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
語録
ごろく
祖師の法話、説法、問答などの語を、その場に参随していた者が記録したもの、もしくは祖師の法語の記録類を集成したもの。書物に頼った観念的な知識の習得よりも、人格と人格との出会いによる体得を重視した禅宗で生まれ、語録が重視された。唐代の『臨済録』が代表的なものである。美辞麗句を用いることなく、道理を伝えることを目的にした筆録体の散文で記された。わが国では、法語のなかに語録をも含めて用いている。代表的な作品には、親鸞(しんらん)の法語を弟子の唯円(ゆいえん)が記録した『歎異抄(たんにしょう)』、口ずから伝えられた親鸞の法語を収める覚如(かくにょ)撰(せん)の『口伝鈔(くでんしょう)』、道元(どうげん)の説示を参随者懐弉(えじょう)が筆録した『正法眼蔵随聞記(しょうぼうげんぞうずいもんき)』、一遍(いっぺん)の法話の記録を後世になって集録した『一遍上人(しょうにん)語録』などがある。
[伊藤博之]
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精選版 日本国語大辞典
ご‐ろく【語録】
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