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調伏【チョウブク】

デジタル大辞泉

ちょう‐ぶく〔テウ‐〕【調伏】
[名](スル)
《「ぢょうぶく」とも》仏語。
㋐心身をととのえて、悪行を制すること。
㋑祈祷(きとう)によって悪魔・怨敵(おんてき)を下すこと。降伏(ごうぶく)。
まじないによって人をのろい殺すこと。
「呪咀(じゅそ)―の願を満てしめ」〈浄・賀古教信〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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じょう‐ぶく〔デウ‐〕【調伏】

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大辞林 第三版

じょうぶく【調伏】
スル
ちょうぶく調伏

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ちょうぶく【調伏】
スル
じょうぶくとも 内外の悪を打破すること。特に、密教で五大明王などを本尊として、怨敵・魔物を降伏ごうぶくすること。
まじないによって人をのろい殺すこと。呪詛じゆそ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

調伏
ちょうぶく
仏教用語。「じょうぶく」とも読む。 (1) 自己の身心を制御してを排除すること。 (2) 害意のある者を修法により撃破すること。特に密教で行われる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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調伏
じょうぶく
調伏」のページをご覧ください

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日本大百科全書(ニッポニカ)

調伏
ちょうぶく
仏教用語。「じょうぶく」とも読む。自身の悪心を抑え除き、善心とすること。対外的には敵意あるものを教化して悪心を捨てさせ、害をもたらすものを打ち破ること。サンスクリット語のアビチャールカabhicraka(阿毘遮(あびしゃるか)と音写)の意訳。降伏(ごうぶく)ともいう。密教修法では四種法(あるいは五種法)の一とされ、行ずる者自身の煩悩(ぼんのう)、あるいは悪行為を行う者の貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)の三根本煩悩、ならびにそれによる行為を取り除き、福楽を獲得させようとするものをいう。その方法には五大明王などの法を修する護摩(ごま)法がある。すなわち、行ずる者自ら面を南に向けてうずくまって座り、身に黒色あるいは青色の衣を着け、飲食および供養物もまた、黒色あるいは青色のものを用い、黒月(月の後半)の23日または24日の正午あるいは中夜のときから始める法である。[小野塚幾澄]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちょう‐ぶく テウ‥【調伏】
〘名〙
① (「ぢょうぶく」とも) 仏語。怨敵、悪魔、敵意ある人などを信服させ、障害を破ること。また、身心をととのえて、悪業や煩悩などを除くこと。降伏(ごうぶく)。→調伏法
※今昔(1120頃か)三「婢、十善を聞きて心に調伏しぬ」 〔法華経‐信解品〕
② まじないなどによって、人をのろい殺すこと。呪詛(じゅそ)
※日本高僧伝要文抄(1249)浄蔵伝「天慶三年正月二十二日、於横川、為調伏坂東凶逆首平将門三七日修大威徳法
③ だますこと。また、からかうこと。
※洒落本・箱まくら(1822)下「ハイみんなして宜しう調伏(テウブク)しておくれ」
④ 芝居の楽屋で、悪口のことをいう。〔南水漫遊拾遺(1820頃)〕

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じょう‐ぶく デウ‥【調伏】

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