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調節作用【ちょうせつさよう】

日本大百科全書(ニッポニカ)

調節作用
ちょうせつさよう
制御とかホメオスタシス(恒常性)など生物の示す調和的適合作用の総称として使われる用語であるが、ここでは人体の目の調節作用について述べる。
 人間の目が遠近に応じて目の焦点をあわせる働きを調節作用という。実際には水晶体が厚さを変えて網膜にピントをあわせる。そして水晶体が厚くなるのは、水晶体の前面の曲率を強くすることによって行われる。
 水晶体は水晶体小帯(チン帯)によって毛様体につながっている。毛様体の中に輪状に走る毛様筋という筋肉があり、この筋肉が収縮すると輪が小さくなり、チン帯が緩んで水晶体は厚くなる。逆に毛様筋が緩むと輪が大きくなり、チン帯が張って水晶体は薄くなる。すなわち、調節作用は毛様筋の収縮と弛緩(しかん)によって行われていることになる。そして毛様筋が働かないで休んでいるときには水晶体は薄くなり、遠方にピントがあっている状態になる。逆に近くのものを見るには毛様筋が強く収縮することになる。[松井瑞夫]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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