●諧謔【かいぎゃく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
諧謔
かいぎゃく
humour
おもしろさと共感とが混り合った状況を描写する,言葉または動作による表現。機知や滑稽と同じく笑いを引起す。 S.フロイトは著作『機知-その無意識との関係』 Der Witz und seine Beziehung zum Unbewußten (1905) などのなかで,自己の不幸を軽減するような笑いの原因を諧謔とした。
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デジタル大辞泉
かい‐ぎゃく【諧×謔】
こっけいみのある気のきいた言葉。しゃれや冗談。ユーモア。「諧謔 を弄(ろう)する」
出典:小学館
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精選版 日本国語大辞典
かい‐ぎゃく【諧謔・詼クヮイ謔】
〘名〙 (「諧」「詼」「謔」はいずれもたわむれ、冗談の意) おどけた滑稽なことば。また、おどけた滑稽なこと。詼諧。かいげき。
※真愚稿(1422頃か)喜鄂隠上人見訪詩并序「願三一往一来諧謔如二平昔一而不レ可レ得」
※都会の憂鬱(1923)〈佐藤春夫〉「一流の苦い諧謔を弄することもあった」 〔晉書‐顧愷之伝〕
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