●諱【イミナ】
デジタル大辞泉
いみ‐な【×諱】
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世界大百科事典 第2版
いみな【諱 huì】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
諱
いみな
忌み名の意であり、人の死後その実名をいうことを忌むのでそれを諱といった。死後につける諡(おくりな)のこともいった。貴人の諱はやたらに口にすべきものではないとされている。諱については中国の風習がいろいろと移入されている。男の諱は漢字の二字にするなどがそれであった。しかしわが国の諱は中国とは違った慣習が行われていた。家や氏によって決まった一字をつけるなどがそれであり、平家の盛、源氏の義の字をつけることがよく知られている。また輩行によって太郎、二郎、三郎と年の順序によって命名することは今日も一般に行われている。武家社会では主君の諱の一字を臣下に与える風習があった。
[大藤時彦]
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精選版 日本国語大辞典
ただ‐の‐みな【諱】
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