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講堂【こうどう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

講堂
こうどう
(1) 仏教寺院にあり,を講じ各種の行事を行う建物金堂背後にあり法隆寺大講堂はその代表例。多くの僧侶が参集するため金より大きく造るが,装飾性は少い。鎌倉時代以後はほとんど造られなくなったが,禅宗で復活し,法堂 (はっとう) として仏殿の背後に造られた。 (2) 学校などで講演や行事などを行う建物。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

こう‐どう【講堂】
(カウダウ) 学校・官庁・会社などで、儀式を行ったり講演や講義などを行ったりする建物または広間。
(コウダウ) 寺院の建物の一。経典の講義や説教をする堂。ふつう金堂の後ろに建てられる。

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世界大百科事典 第2版

こうどう【講堂】
仏教寺院において経法を講じ,法会,儀式を行う主要な堂の一つ。講法堂とも呼ばれ,禅宗寺院では法堂(はつとう)と呼ばれる。古代には金堂やのすぐ背後におかれ,多くは正面8間以上の大規模な正面性の強い建築であった。組物は金堂より簡単で平三斗や大斗肘木もあった。内部は中心に小規模な仏壇をおく以外は広い空間とし,寺の大衆参集ができる。仏壇前に二つの高座を対立させ,講師,読師の座とする。現存する講堂では唐招提寺講堂(760ころ)が最古で,法隆寺大講堂(平安時代再建)がこれに次ぐ。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

こうどう【講堂】
学校などで大勢の人を集めて儀式・講演・催し物などをするための大きな部屋、または建物。
仏教寺院の七堂伽藍がらんの一。講義・説経などを行う建物。禅宗では法堂はつとうという。

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日本大百科全書(ニッポニカ)

講堂
こうどう
経典を講義したり、説法したりする寺院の建物。普通、金堂の後ろに建てられ、禅宗寺院では法堂(はっとう)とよぶ。サンスクリット語ではプラーサーダprsdaに相当する。実際に講義するときには、本尊を安置し、講師は本尊に向かい、礼盤(らいばん)に座って講じ、大衆は左右に分かれて聴聞(ちょうもん)する。講堂の名は、たとえば『増一阿含経(ぞういちあごんきょう)』第50に、「仏は舎離普会(びしゃりふえ)講堂の所にあり、大比丘(びく)衆五百人と倶(とも)なり」とあり、インドにおいてすでに原始仏教時代から存在していたとされる。中国では、『洛陽伽藍記(らくようがらんき)』第1の中に、「梁(りょう)の普泰(ふたい)元年(531)に洛陽建中寺に講堂を設けた」と記されている。日本では、南都北嶺(なんとほくれい)の諸大寺に多くの講堂が建てられたが現存するものは少なく、唐招提寺(とうしょうだいじ)、法隆寺、當麻寺(たいまでら)、海竜王寺、広隆寺、書写山円教寺などの講堂は、国宝、国の重要文化財に指定されている。そのうち、唐招提寺と法隆寺の講堂はほとんど同じ構造で、奈良時代の代表的建築である。比叡山(ひえいざん)延暦寺(えんりゃくじ)の大講堂は、学問研究の場として有名で、江戸初期の建築であったが、1956年(昭和31)に焼失した。現在では意味が転じて、学校などで講義や講演を行う建物を講堂というようになった。[松本史朗]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

こう‐どう【講堂】
〘名〙
[一] (コウダウ) 仏語。寺院の建物のうち、経典を講義したり説法したりする堂。本尊を安置し、講師はその前の礼盤で講じ、大衆は左右に分かれて聴聞する。ふつう、金堂のうしろに建てられている。
※大安寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「一口講堂長十四丈六尺広九丈二尺柱高一丈七尺」
※平家(13C前)一「講堂中堂すべて諸堂一宇ものこさず焼払て」
[二] (カウダウ) 学校、会社などで、多くの人を集めて儀式を行なったり、講義や講演をする建物、または室。〔和英語林集成(初版)(1867)〕〔後漢書‐礼儀志上〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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