●譜代大名【ふだいだいみょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
譜代大名
ふだいだいみょう
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デジタル大辞泉
ふだい‐だいみょう〔‐ダイミヤウ〕【譜代大名】
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世界大百科事典 第2版
ふだいだいみょう【譜代大名】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
譜代大名
ふだいだいみょう
江戸時代における大名類別の一つ。世襲的な主従関係をもつ家臣を譜代といい、鎌倉時代以降武士の間で発生した。江戸時代においては、関ヶ原の戦い以降、新しく徳川氏に帰属した外様(とざま)大名に対し、徳川氏の家臣団のなかから大名に取り立てられた者を譜代大名と称した。徳川家康による譜代大名の拡大政策は、歴代将軍によって強力に推進され、徳川氏を支える強力な基盤となった。最高は井伊氏の35万石。5万石以下の小大名が多い。しかし、譜代大名は全国の要地に配置され、老中・若年寄(わかどしより)、寺社奉行(ぶぎょう)、京都所司代(しょしだい)、大坂城代などの要職を独占し、幕政を執行する重要な立場にあった。
[藤野 保]
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精選版 日本国語大辞典
ふだい‐だいみょう ‥ダイミャウ【譜代大名】
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旺文社日本史事典 三訂版
譜代大名
ふだいだいみょう
関ケ原の戦い(1600)以前から徳川家に属した家臣。幕府の要職を占め,外様大名牽制の目的で親藩と並んで要地に配置されたが,石高は5万石以下が多く,最高は井伊氏の35万石。18世紀末には,大名総数264家中136家を占めた。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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