●谷口集落【たにぐちしゅうらく】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
谷口集落
たにぐちしゅうらく
valley mouth settlement
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デジタル大辞泉
たにぐち‐しゅうらく〔‐シフラク〕【谷口集落】
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世界大百科事典 第2版
たにぐちしゅうらく【谷口集落】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
谷口集落
たにぐちしゅうらく
河川が山間部から平地部に流れ出す「谷口」に発達した、商工業者が多く集まる町場(まちば)色の強い集落をいう。渓口(けいこう)集落ともいう。山間部と平地部ではそれぞれ趣(おもむき)を異にした生産活動をするので、両者が接触する谷口では山方と里方の生産物を交換する機能を果たすようになる。そして谷口ではまずあらかじめ交換日(市日(いちび))と場所(市庭(いちば))が協定されて交換や取引が行われ、やがて市場集落が発達する。交換・取引される農林産物には加工適材が少なくなく、谷口は市場商業に加えて、山方・里方両地の生産物資の加工業地としても発達してきた。日本では中央部に山地が広く連なり、多くの河川がそこに発源して堆積(たいせき)平野をつくり、谷口部には大小規模の谷口集落が発達し、流通と加工業地の機能を果たしている。関東山地の東縁とその山麓(さんろく)平野との境界地帯には早くから谷口集落が発達し(五日市その他)、その好例地域とされるが、全国諸地域にもそうした類例が数多くみられる。
[浅香幸雄]
『中島義一著『市場集落』(1965・古今書院)』▽『矢嶋仁吉著『日本の集落』(1969・古今書院)』
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精選版 日本国語大辞典
たにぐち‐しゅうらく ‥シフラク【谷口集落】
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