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貝多羅【ばいたら】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

貝多羅
ばいたら
サンスクリット語 pattraの音写。貝葉 (ばいよう) ともいう。一般にターラ樹 tālaの葉のことで,古代インドではそれを乾燥させ,横の極端に長い長方形に切り,経典などを書写する際に用いた。竹やなどので葉面に書き刻み,のちにを刻面ににじませたともいう。書き終ったものは重ね,中央に2個の穴をあけ,それにを通して束ね,散逸しないようにして保存した。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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大辞林 第三版

ばいたら【貝多羅】
pattra 木の葉の意
多羅樹の葉。古代インドで文字を記すのに用いたもの。転じて、書物・記録の意。また、仏教経典の意。貝葉。貝多葉。多羅葉。貝書。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

貝多羅
ばいたら
サンスクリット語パッタラpattra(葉の)の音写語。貝多羅葉(よう)ともいい、略して貝葉ともいう。通常、ヤシ科に属するターラtla樹の葉が用いられ、古代インドにおいて文章を書き留める素材として用いた。その葉を長方形に切り、鉄筆で記し、油をしみ込ませて文字などを黒く浮き上がらせる。裏・表に書き続け、二枚以上になるときは両端のすこし内側中央に穴をあけ、紐(ひも)を通して束ねた。古代の仏典の多くはこの方式で、貝葉は今日の書物にあたる。このことから日本の古典には仏典を貝葉とよぶ例もある。[奈良康明]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ばいたら【貝多羅】
※新体梅花詩集(1891)〈中西梅花〉霊魂「かきつくされぬ、貝多羅(バイタラ)の、其のちりぢりの、そのなかの、一ひらを」

出典:精選版 日本国語大辞典
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