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負荷【ふか】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

負荷
ふか
load
電気工学では,回路や装置出力につながり,それらの供給する電流エネルギーを消費するものをいう。電流がまったく流れないときを無負,逆にその出力の許容値以上に流れるときを過負荷という。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ふ‐か【負荷】
任務を負うこと。また、その任務。「負荷の大任」
子が、父の業を受け継いでその任を果たすこと。また、その仕事。「負荷に任ず」
発生させた電気的、機械的エネルギーを消費するもの。また、その消費量。真空管回路における抵抗や、機械設備が消費する動力など。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

ふか【負荷 load】
工学用語。えば扇風機を考えると,これはモーター(電動機)で羽根を回して風を起こすものであるが,モーターには羽根の回転に伴って発生する抵抗力が作用している。このように,機械においては,駆動する(上の例ではモーター)に対して,抵抗を及ぼす駆動される側(回転中の羽根)を負荷という。駆動される側が及ぼす力や消費するエネルギーの大きさを指すこともあり,扇風機の場合は,回転数が高くなるとともに負荷も増大する。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ふか【負荷】
スル
(責任などを)おいになうこと。身にひきうけること。 人材に乏く徒に官貧のみ多くして其責を-せず/新聞雑誌 4
子が父祖の業をうけつぎ、その任にたえること。また、その任務。 -にたえず
力学的・電気的エネルギーを受け取り、消費するもの。また、消費される量。例えば、電動機におけるポンプ、直流回路における抵抗など。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

負荷
ふか
電灯、テレビ、エアコン、電動機など電気を消費する機器を総称していう。発電機、電源、電池など電気を発生させるものに対することばであり、需要ともよばれる。負荷は機器種別、電気的特性、供給条件などによっていろいろに分類される。機器種別では電灯負荷、電動機負荷、アーク炉負荷などに大別される。電灯負荷には白熱電灯、蛍光灯、水銀灯などが含まれる。電動機負荷にはクーラー、洗濯機、冷蔵庫、ポンプ、エレベーター、ベルトコンベヤーなど多種多様な機器が含まれ、負荷の大半を占める。アーク炉負荷はアルミニウムなど金属製錬用のアーク炉が該当する。また、消費電力が連続的であるか断続的であるかによって連続負荷と断続負荷に分類される。前者には電灯負荷、ポンプ、ベルトコンベヤーなどが含まれるが、ほとんどは後者の断続負荷である。とくに、アーク炉負荷は消費電力の変動が大きく、かつ不規則であり、系統電圧の変動による近隣需要家の照明のちらつき(電圧フリッカー)を引き起こすので適当な設備対策が必要となる場合もある。
 さらに、サイリスタのような半導体素子を用いて電源周波数や電圧を変換したり、電動機の速度制御を行ったりする静止型変換機器、テレビなどは、負荷電流の波形がひずみ、電力系統に高調波を流出させることから高調波発生負荷とよぶこともある。流出量、系統条件などによってはコンデンサーなど機器の過熱、焼損を生じるおそれがある。
 電力系統の負荷は時間帯、季節、気候などによって時々刻々と変動するが、一般的には夏・冬に冷暖房の影響で大きく、また、1日のうちでは昼間および点灯時に大きい傾向がある。電力系統の設備はこの最大負荷に対応した容量が必要となるので、平均負荷の最大負荷に対する比率、すなわち負荷率が低いと、設備の利用率が小さくなり電気のコストが増加する。このため、電気温水器のような夜間負荷の開拓などによる負荷の平坦(へいたん)化(ロードレベリング)が進められている。[松田高幸]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

おい‐に おひ‥【負荷】
〘名〙 背負っている荷物。また、背負うようにした荷。〔運歩色葉(1548)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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ふ‐か【負荷】
〘名〙
① 荷をかつぐこと。負担。〔塩鉄論‐復古〕
② 責任や任務を負うこと。また、責任や任務を負わせること。また、その責任や任務。
※三代実録‐元慶六年(882)一月一九日「寵章不翅負荷之力難任」 〔論衡‐状留〕
③ 物事を付け加えること。
※文化哲学入門(1923)〈土田杏村〉理想主義と愛「其れは真善美聖の価値を負荷せしめたが故に」
④ 子が父の業を継いで、よくその任に堪えること。また、その任務。
※史記抄(1477)一一「あの人の父がさる者であった官ぢゃほどに、其子をなすなんどと云ぞ。今此の心は其任にふかすると云心ぞ」 〔春秋左伝‐昭公七年〕
⑤ 電気的、機械的エネルギーを受け取り消費するものの総称。また、その消費量。真空管回路における抵抗、電動機におけるポンプなど。

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