@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

貫頭衣【カントウイ】

デジタル大辞泉

かんとう‐い〔クワントウ‐〕【貫頭衣】
布の中央をあけ、そこにを通して着る、原始的な衣服

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

かんとうい【貫頭衣】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

日本大百科全書(ニッポニカ)

貫頭衣
かんとうい

布の中央に穴をあけて頭を通して着る衣服のこと。原始社会に多くみられ、衣服の基本型の一つとされる。ポンチョponchoはその代表例であるが、これは本来、南米アンデス山地一帯に住むインディオの衣服であった。もともとは、麻とラマの毛の混紡の布地をさしていうことばであったのが、16世紀にスペイン人がペルーを征服したのち、服の形をさしていうようになった。

 日本では奈良時代の裲襠(りょうとう)がその例であり、さらに古くさかのぼれば、『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』に、「長方形の一枚布の中央に穴をあけて頭を通して衣とした」という記述もある。現在では防寒用外衣や家庭のくつろぎ着などの実用着をはじめ、パーティー・ドレスに至るまで、さまざまな形で応用されている。

[菅生ふさ代]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

かんとう‐い クヮントウ‥【貫頭衣】
〘名〙 衣服の一種。一枚の長方形の粗い布の中央に穴をあけ、そこに頭を通して着用する。原始時代からの衣服の基本型の一つで、メキシコのポンチョもこれに属する。
※オシラ神の話(1928)〈柳田国男〉三「今でも昔の代に行はれたといふ貫頭衣と同じく、所謂オセンダクのまん中に穴を切明けて、首を通して肩から下のみを蔽うたものが多い」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

旺文社日本史事典 三訂版

貫頭衣
かんとうい
原始時代の衣服の一つ
幅の広い長いを二つに折り,折り目の中央に穴をあけ,これに頭を通して着る簡略な女性用の衣服。『魏志倭人伝に記されている。

出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
 
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

貫頭衣
かんとうい
ポンチョ」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

貫頭衣」の用語解説はコトバンクが提供しています。

貫頭衣の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation