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貸方【かしかた】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

貸方
かしかた
credit; creditor; Cr.
複式簿記特有の用語。複式簿記では取引を左右二面的に分解し記録するが,この場合左側を「借方」,右側を「貸方」という。この借方と貸方とはプラス・マイナス反対の性格をもっており,等式における等号左辺右辺に似ている。貸方に記入される事項は,資産の減少負債資本の増加,費用の除去,収益の発生である。借方,貸方の語源中世の簿記にさかのぼり,当時の帳簿記録の中心は金銭貸借であり,それを取引先ごとに (人名勘定で) 記録していた。その際相手側の立場からの表現を用い,相手に現金を貸付けたときは相手が自分から借りたので,相手先名の勘定の借方に記入し,逆に相手が自分に貸した (自分が借りた) ときは貸方に記入した。この名残りが用いられているのであるが,金銭貸借が取引のごく一部でしかない今日の簿記では,借方,貸方という用語はその意味を失い,単に左側,右側を示す符号にすぎない。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

かし‐かた【貸(し)方】
貸す方法。⇔借り方
貸すほうの人。貸し手。⇔借り方
複式簿記で、勘定口座の右側。また、勘定様式による貸借対照表損益計算書の右側をいうこともある。資産の減少、負債・資本の増加、収益の発生を記入する。⇔借り方

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世界大百科事典 第2版

かしかた【貸方】

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

かし‐かた【貸方】
〘名〙
※浮世草子・好色二代男(1684)五「諸道具ののけ道も絶て、皆借(カシ)方の物になれる」
※文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉四「金を貸渡すも其証文を紛失すれば、貸方の損なり」
② 貸す方法。貸し様(よう)。貸す手段。
③ 複式簿記の帳簿、財務諸表の右側の記入欄。負債、資本の増加、資産の減少、および収益・利益の発生を記入する。貸し。⇔借方

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