●費用逓減産業【ヒヨウテイゲンサンギョウ】
デジタル大辞泉
ひようていげん‐さんぎょう〔‐サンゲフ〕【費用逓減産業】
総費用に占める固定費の割合が非常に大きく、生産量が増加するほど平均費用が減少するという特性を持つ産業。
[補説]大規模な設備投資や研究開発が必要となるため新規参入が困難で、自然独占が生じやすい。鉄道・電力・通信など公共性の高い分野では、政府による規制が必要とされてきたが、技術革新や需要の拡大に伴って、自由化による競争の導入が進められている。
[補説]大規模な設備投資や研究開発が必要となるため新規参入が困難で、自然独占が生じやすい。鉄道・電力・通信など公共性の高い分野では、政府による規制が必要とされてきたが、技術革新や需要の拡大に伴って、自由化による競争の導入が進められている。
出典:小学館
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