●貿易手形【ぼうえきてがた】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
貿易手形
ぼうえきてがた
trade bill
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デジタル大辞泉
ぼうえき‐てがた【貿易手形】
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世界大百科事典 第2版
ぼうえきてがた【貿易手形】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
貿易手形
ぼうえきてがた
もともとは輸出入に伴って振り出された輸出手形(輸出国側)、輸入手形(輸入国側)をさしたが、第二次世界大戦後日本で貿易手形というときは、輸出入上の金融を円滑にするため特例によって認められた金融手形をさす。
輸出品の生産や仕入れに必要な資金を融通するのは本来の貿易金融ではなく、その前段階の金融であるが、第二次大戦直後の金融の逼迫(ひっぱく)した状況下では、この段階の金融を優遇しないと輸出が振るわなくなるおそれがあったので、1946年(昭和21)9月以降日本銀行は輸出業者が輸出品の集荷のために振り出した手形を貿易手形と称して、金利その他の点で他の手形よりも優遇した。これが貿易手形制度の始まりである。その後1950年の民間輸入貿易再開に伴い、輸入業者の輸入手形決済のために必要な資金の供給にもこの制度が準用されることとなった。前者を輸出貿易手形、後者を輸入貿易手形とよんだが、53年に前者は輸出前貸手形、後者は輸入決済手形にそれぞれ改称された。なお、今日一般に貿易手形といわれるものには、以上の手形のほかに、60年の円為替(かわせ)の採用に伴い優遇を認められることとなった円表示期限付輸出手形、円表示輸入手形も含まれる。
[土屋六郎]
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精選版 日本国語大辞典
ぼうえき‐てがた【貿易手形】
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