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資産担保証券【しさんたんぽしょうけん】

知恵蔵

資産担保証券
企業が保有する債権不動産などの資産本体から分離し、その資産から生じるキャッシュフロー原資として発行される証券証券化商品の代表的な例。企業は資産の流動化が可能となり、投資家は企業の信用力とは無関係に、対象資産の信用力に対して投資することが可能となる。売掛債権リース債権、自動車ローンなど、基本的にキャッシュフローを生み出す債権であれば資産担保証券を組成することが可能。
(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

しさんたんぽ‐しょうけん【資産担保証券】
不動産債券などの資産を裏付けとして発行される証券総称。企業が特定目的会社SPC)に、住宅ローン・自動車ローン・リース料・企業向け貸付債券や商業用不動産といった特定の資産を譲渡。SPCが、その特定資産の信用力やキャッシュフローを裏付けとして、債券やコマーシャルペーパーを発行し、投資家に売却する。アセットバック証券ABS(asset-backed securities)。
[補説]資産担保証券のうち、社債や企業向けの貸付債権を担保とするものを債務担保証券CDO)と呼ぶ。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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大辞林 第三版

しさんたんぽしょうけん【資産担保証券】
債権などの資産を証券化したもの。債権などを特別目的会社に譲渡し、特別目的会社がその資産を担保として発行する。 ABS 。アセットバック証券。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

資産担保証券
しさんたんぽしょうけん
asset-backed securities
企業のもつ特定資産(自動車ローン、リース債権など)の価値やキャッシュ・フロー(現金の収支)を裏付けとして発行される社債またはCP(コマーシャルペーパー)のことで、ABSと略称される。また社債はAB社債、CPはABCPといわれる。資金調達をしようとする企業は、その特定資産を特別目的会社(SPC)に売却し、SPCが発行者となって社債またはCPを発行する。この場合、その特定資産はオフバランス(貸借対照表に計上されないもの)となる。発行されたABSは、その企業の収益力全般ではなく、このオフバランスとなった特定資産を裏付けとしているので、ABSの格付けもその特定資産の信用度の格付けとなり、企業本体より格付けの高いことが多く、そのため企業にとって有利な調達手段である。アメリカでは盛んに発行されているが、日本では、1996年(平成8)4月にようやくABS発行のための法的整備ができ、同年9月にオリコの自動車ローンを裏付けとするABS第一号300億円が、SPCオリコ・アセットファンデング・ジャパンにより発行された。その後、法的整備は一段と進み、発行は順調な拡大を続けている。[後藤 猛]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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