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賢者の石【ケンジャノイシ】

デジタル大辞泉

けんじゃ‐の‐いし【賢者の石】
あらゆるを金に変えたり、病気を治したりする力をもつと信じられた物質中世ヨーロッパ錬金術師たちが探し求めた。

出典:小学館
監修:松村明
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編集協力:田中牧郎、曽根脩
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デジタル大辞泉プラス

賢者の石
英国の作家J・K・ローリングによるファンタジーハリー・ポッター」シリーズに登場する魔法道具。どんな金属も黄金に変え、不老不死になる「」を作り出すことができる。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

けんじゃのいし【賢者の石 Lapis philosophorum[ラテン]】
〈哲学者の石〉ともいう。賢者・哲学者はともに錬金術師の。錬金作業の最終段階で析出すべき概して赤色粉末状の物質で,卑金属を金に変え,金の量を無限に増やすなどの変成能力をもつとされた。また人間を若返らせ病気を癒す万能薬ともみなされた。具体的物質というより,自然の根底に潜む精髄を凝縮した比喩的実体である。原物質prima materiaが混沌状態で含む四大(土,水,火,空気)を,〈賢者の石〉は精錬,純化した形で含んでいる。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

賢者の石
けんじゃのいし

錬金術においてもっとも重要な役割を演じた空想的産物。ギリシア語でlithos tēs philosophiasといい、たぶん1世紀ごろに考え出された。以後、錬金術作業では卑金属(銅・鉄・鉛・錫(すず))から貴金属(金・銀)をつくる際の最高の動因であり霊薬であるとされた。またこの石はすべての病気を治し、長命を保つとされた。この石についての記述は、固くて暗赤色、ケシの花のような色、ざくろ石のような色、光り輝く黄色など、学者によってまちまちである。賢者の石の製造法や作用に関しては、実験に基づくものではなく、技術的な価値もない。単なる詐欺師的な錬金術師たちの思索の産物にすぎない。なお、この石と同じ働きをするものとして、エリキサ、第五元素などの名称も使われた。

[平田 寛]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

けんじゃ【賢者】 の 石(いし)
あらゆる物を金に化したり、あらゆる病気をなおす力を持つと信じられた物質。中世、ヨーロッパなどの錬金術師たちが捜し求めた。

出典:精選版 日本国語大辞典
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