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超過利潤【チョウカリジュン】

デジタル大辞泉

ちょうか‐りじゅん〔テウクワ‐〕【超過利潤】
平均利潤以上に得られる利潤。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

ちょうかりじゅん【超過利潤】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

ちょうかりじゅん【超過利潤】
正常な利潤を上回る利潤。新技術の採用や新商品の開発、独占による価格のつり上げなど、競争相手の参入が制限されている場合に生じる。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

超過利潤
ちょうかりじゅん
SurplusprofitMehrprofitドイツ語
競争によって各種生産部門の特殊的利潤は一般的利潤率のもとに平均化されるが、同一生産部門では個別資本の商品は単一の生産価格で販売される結果、同一生産部門の相異なる生産条件をもつ各個別資本では、標準的生産条件よりも優れた生産条件の個別資本は平均以上の利潤が生じ、生産条件の劣悪な個別資本では平均以下の利潤しか得られない。それは、それぞれの費用価格が異なるからである。このように、新生産方法の採用など、生産条件の優位による平均利潤を上回る利潤部分を超過利潤とよぶ。この場合、売買の偶然的相違、すなわち市場価格の変動などで生まれる超過は、競争の過程で解消してしまうので、経済学上は概念化や法則化されない。この有利な生産条件は、新生産方法の一般的普及化とともに平均的生産条件となるから、その場合にはこの超過利潤はなくなる。したがって超過利潤は一時的、経過的なものであるが、他方、資本はこの超過利潤をめぐって激しく競争する。このように超過利潤は、特別剰余価値の現象形態である。
 しかし、この超過利潤が、長期的、継続的に成立する特殊形態がある。第一は、カルテル、トラストなどのような人為的独占や、特殊な果物の栽培などにみられる自然的独占の結果として生じる超過利潤である。第二は、農業生産における豊度のように、超過利潤が資本と労働そのものから発生して固定化され、均等化が阻害される結果とか、また、他部門に比べ資本の有機的構成の低い農業部門で生じた剰余価値が、土地所有によって平均利潤に均等化されなかったりする結果生じる超過利潤(この場合は地代となる)である。差額地代(豊度の違いで存在する場合)、絶対地代(資本の有機的構成が低いという違いで存在する場合)といわれるものがそれである。[海道勝稔]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

ちょうか‐りじゅん テウクヮ‥【超過利潤】
〘名〙 平均利潤以上に得られる利潤。市場価格を規制する一般的・社会的な生産価格以下の個別的生産価格で生産できる生産者が得る場合、市場価格の偶然的変動から生ずる場合、独占などによる生産価格以上の市場価格のつり上げによって生ずる場合などがある。
※結核をなくすために(1950)〈松田道雄〉結核にうつっていなかったら「植民地からの超過利潤が労働者階級の中に流れこんで来ないで」

出典:精選版 日本国語大辞典
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