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車輪【シャリン】

デジタル大辞泉

しゃ‐りん【車輪】
車の輪。また、車。
俳優が舞台を一生懸命に務めること。転じて、休むことなく一生懸命に物事をすること。大車輪。
「―になって、万事万端の世話を焼いた」〈芥川枯野抄
器械体操鉄棒平行棒などの大車輪のこと。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

しゃりん【車輪】

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

しゃりん【車輪】
車のわ。
もと役者が熱演することの意 一生懸命に事を行うこと。大車輪。 自分が-に働くことを以て其不幸を慰めた/続俳諧師 虚子

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

車輪
しゃりん
車両を支持し、道路または軌道上を転動する。単に(くるま)ということもある。ここでは鉄道車両の車輪を中心に記述する。他の乗り物、機械の車輪の発達史については「車」の項を参照されたい。
 鉄道車両の車輪は鋼鉄製のレール上を転動するため鋼鉄製で、レールから外れにくくするためのフランジとよばれる突起部分と、レールに接触する踏面(とうめん)、車軸と結合するボス部、外周部分と中心のボス部を連絡する部分などで構成されている。車輪はその形状や構造、製造方法、使用方法などにより区別され、さまざまな名称でよばれている。
 駆動システムと結合させ、駆動力を出す車輪を動輪、動輪を含む輪軸(車輪と車軸を結合したもの)を動軸とよんでいる。駆動力を出さない車輪は従輪、その輪軸は従軸とよばれる。
 蒸気機関車では、シリンダー中のピストン速度が遅く、リンク式の増速機構と大きな動輪(直径1.7メートル程度)が使用されていたが、モーターが使用される電気機関車や電車では、駆動力は歯車で減速して動輪に伝えられるようになり、動輪の直径は小さくなってきた。機関車で1.1メートル以下、電車では0.9メートル以下のものが多い。小さな車輪には、車両の重心を低くして安定性を向上させる、ばね下質量を小さくして乗り心地を向上させるなどの利点があるが、動輪の場合は駆動システムからの制約があり、あまり小さくすることはできない。また、レールとの接触面積が減少し、接触圧力が高くなるという問題もある。
 車輪には、外周の転動する部分(タイヤ)と中央のボス部およびそれを連絡する部分(輪心)が分離できるタイヤ付き車輪と、一体の鋳鋼または鋼鉄を圧延して製作した一体車輪がある。タイヤ付き車輪のタイヤと輪心は、焼嵌め(やきばめ)により結合されている。これは、輪心の外径よりも小さな内径のタイヤを加熱して膨張させ、輪心を挿入する結合方法である。タイヤ付き車輪はタイヤのみを交換できるため、蒸気機関車のように輪心にリンク機構を取り付ける駆動装置では経済的であった。しかし、焼嵌めしたタイヤの緩み管理を厳重にしなければならないという制約があり、リンク機構が使われなくなり車輪の直径も小さくなった現在では、経済性でそれほど有利ではなくなったため、ほとんどの車両で一体車輪が使用されている。
 車輪は円筒形ではなく、円錐形を輪切りにしたような形をしていて、踏面についた傾斜により輪軸が線路の中心へ戻る機能を持っている。踏面の断面形状を円弧状にすると車輪の摩耗が少なくなるという実績があるため、踏面は単純な円錐面ではなく、さまざまな形状が採用されている。[福田信毅]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

しゃ‐りん【車輪】
〘名〙
① くるまのわ。また、くるま。
※経国集(827)二〇・中臣年足対策文「天圜而寛、地方而小、形如鳥卵、運似車輪
※太平記(14C後)一〇「車輪(しゃリン)の如くなる炎、黒煙の中に飛び散って」 〔礼記‐曲礼下〕
② (形動) 俳優が一所懸命に演技すること。転じて、一般に、物事を一所懸命にやること。また、そのさま。しゃりんだま。
※浮世草子・女大名丹前能(1702)一「惣じて役者は車輪のごとし」
※続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉五三「自分が車輪(シャリン)に働くことを以て其の不平を慰めた」
③ (形動) 目が大きく丸いこと。目を大きく見開くこと。また、そのさま。
※浄瑠璃・太平記菊水之巻(1759)五「車輪の眼を見ひらき」
④ 真剣なこと。まじめなさま。また、ほんとうのこと。
※人情本・寝覚之繰言(1829‐30)六「コレサ、そんな戯談ぢやあァねえ、こりゃア車輪(シャリン)の話しだよ」

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

車輪
しゃりん
」のページをご覧ください

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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