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軍神【ぐんしん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

軍神
ぐんしん
元来,武運を守る (八幡大菩薩など) をさしたが,のちにすぐれた武勲を立て,勇敢な戦死をとげた軍人のうち,軍人の亀鑑となるべき者が軍神と呼ばれるようになった。真珠湾攻撃に参加した日本海軍の特殊潜航艇5隻の乗組員で戦死した9人の海軍軍人や,陸軍の加藤隼戦闘機隊隊長で,戦死した加藤建夫中佐などは軍神といわれた。

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デジタル大辞泉

いくさ‐がみ【軍神】
いくさの勝利を守る神。武甕槌神(たけみかづちのかみ)経津主神(ふつぬしのかみ)古くから有名。また、源氏では八幡神、のちの兵学家などは、摩利支天(まりしてん)北斗七星不動明王などを祭った。

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ぐん‐しん【軍神】
《古くは「ぐんじん」とも》武運を守る神。いくさがみ。八幡大菩薩、ローマ神話のマルスなど。
武勲を立てて戦死した将兵を、軍人の手本としてたたえた語。「軍神広瀬中佐」

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世界大百科事典 第2版

ぐんしん【軍神】
元来は武運長久を祈る神。〈いくさかみ〉の音読で,古くは〈ぐんじん〉と発音した。西洋では,ギリシア神話アレスやローマ神話のマルスがその代表。中国では,伝説上の建国者黄帝などが祭られた。 古来日本で軍神として祭られた神は数多くあるが,伊勢貞丈(江戸時代の有職故実家)は大己貴(おおなむち)命(大国主神)・武甕槌(たけみかづち)命(鹿島の神)・経津主(ふつぬし)命(香取の神)を祭るよう主張している。その他,素戔嗚(すさのお)尊・神武天皇・日本武(やまとたける)尊・神功皇后・建御名方(たけみなかた)神(諏訪の神)・坂上田村麻呂なども尊崇されているが,兵家は北斗七星の神格化された妙見大菩薩を信仰する者が多く,また仏説では摩利支天・大黒天・毘沙門天(または弁財天)の三天をあげる。

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Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

いくさかみ【軍神】

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日本大百科全書(ニッポニカ)

軍神
いくさがみ

戦勝や武運長久を祈願すると、聞き届けてくれるといわれる神。天照大神(あまてらすおおみかみ)が皇孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を、葦原中国(あしはらのなかつくに)に降(くだ)されるに先だち、武甕槌神(たけみかづちのかみ)と経津主神(ふつぬしのかみ)が先発して平定したという故事から、その神々を祀(まつ)った鹿島(かしま)、香取(かとり)が軍神として崇(あが)められるようになったという。また、源氏が石清水八幡(いわしみずはちまん)を氏神とし、各地の源氏も八幡神を祀ったところから、八幡神を軍神とする。別に軍神(ぐんしん)は明治以降の勇猛な戦死者の美称。

[井之口章次]

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精選版 日本国語大辞典

いくさ‐がみ【軍神】
〘名〙 武運をつかさどる神。戦いに勝利をもたらす神。武甕槌神(たけみかずちのかみ)(=鹿島神宮の祭神)、経津主神(ふつぬしのかみ)(=香取神宮の祭神)の二神が古来もっとも尊崇されたが、鎌倉時代以後武家においては北斗七星、摩利支天、勝軍地蔵、不動明王、また、八幡大神などをもまつる。弓矢の神。軍神。武神。
※梁塵秘抄(1179頃)二「関より東(ひむがし)のいくさがみ、鹿島、香取(かんどり)、諏訪の宮」

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ぐん‐しん【軍神】
〘名〙 (古くは「ぐんじん」とも)
① 武運を守る神。いくさがみ。鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)、香取神宮の経津主命(ふつぬしのみこと)、また、八幡大菩薩など。
※曾我物語(南北朝頃)四「小二郎が細首うちおとし、九万九千のぐんしんの血まつりにせん」
② 軍人の模範となるような立派な行動をし、てがらをたてて戦死した軍人を神にたとえていう語。
※東京朝日新聞‐明治三七年(1904)三月三〇日「旅順港閉塞に名誉ある戦死を遂げられたる広瀬中佐は〈略〉或人叫んで軍神と唱ふ」

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