●軒【ケン】
デジタル大辞泉
けん【軒】
1 助数詞。家屋の数をかぞえるのに用いる。「三
2 雅号・屋号などの末尾に用いる語。「桃中
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けん【軒】[漢字項目]

1 轅(ながえ)が高くあがった車。「軒輊(けんち)」
2 家の屋根の張り出した部分。のき。ひさし。「軒灯」
3 家屋。「軒数」
4 高くあがる。「軒昂(けんこう)」

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のき【軒/▽宇/×簷/×檐】
2 庇(ひさし)。
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世界大百科事典 第2版
のき【軒】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
けん【軒】
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家とインテリアの用語がわかる辞典
のき【軒/簷/檐/宇】
出典:講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)
軒
のき
eaves
建物の屋根で、外壁の線から外に突出した部分をいう。通常は建物の外周に沿って連続した形となり、開口の上部など部分的に取り付けられる庇(ひさし)と区別する。軒は強い日差しに対し影をつくり、激しい風雨から壁面や開口を保護する役目をもち、深い軒はモンスーン地帯の建築に共通する意匠上の特徴ともなっている。しかし勾配(こうばい)の急な屋根を突出させ深い軒をつくれば、軒先が低くなって建物の使用上不便を生じる。日本建築ではこれを解決するために野屋根(のやね)や化粧軒裏がくふうされた。その結果、軒下が屋内と屋外をつなぐ重要な生活空間として活用できるようになり、広い縁側をとることも可能となった。
軒裏の垂木(たるき)を軒桁(のきげた)から軒先まで1本の材で通すものを一軒(ひとのき)、2段に分けるものを二軒(ふたのき)という。通常の和風建築は一軒であるが、薬師寺東塔以降の主要な仏寺ないしその影響を受けた建物では二軒にするのが通例である。
[山田幸一]
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精選版 日本国語大辞典
けん【軒】

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