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輔相【ほそう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

輔相
ほそう
慶応4 (1868) 年閏4月 21日付の政体書により設けられた「七官」中,行政官の首座にあたる官職定員は2名で,天皇議事を奏し,国内事務を監督し,宮中庶務を総判することを任務とした。上記政体書は,原理的には三権分立を採用して官制を定めたが,行政部の中枢であるべき行政官の輔相を,立法部にあたる議政官の上局を司る議定兼務としたところにすでに矛盾があった。明治2 (69) 年7月8日の官制改革に伴いこの名称は廃止された。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

ほ‐しょう〔‐シヤウ〕【×輔相】
[名](スル)
たすけること。補佐すること。
「人道の作為は必天理自然の条理により之を裁成―すべし」〈阪谷素明六雑誌三五〉
大臣の上に立ち天子を助けて政治を行うこと。また、その人。宰相

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
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大辞林 第三版

ほしょう【輔相】
たすけること。
天子をたすけて政治をおこなうこと。また、その人。
1868年(明治1)に置かれた行政官の長官。69年廃止。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ほ‐しょう ‥シャウ【輔相】
〘名〙
① 助け補うこと。補佐すること。助長すること。
※童子問(1707)上「況人之与物、異類殊形、何相干渉、謂財成輔相天地之道 使万物各遂其性則可矣」 〔易経‐泰卦〕
② 諸大臣の上位にあって、天子を助けて政治を行なうこと。また、その人。宰相。
※今昔(1120頃か)二「波羅奈国の輔相(ほしゃう)の大臣の子也」 〔南史‐王曇首伝〕
③ 明治元年(一八六八)に置かれた行政官の長官。議定がこれを兼任し、天皇を補佐して、国内の行政事務の監督に当たった。同二年廃止。

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