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農奴【ノウド】

デジタル大辞泉

のう‐ど【農奴】
ヨーロッパ封建社会で、領主に従属して賦役貢納その他の義務を負い、生産労働の大半をになった農民。農耕具などの私有は許されたが、転住や転業は厳禁された。

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

のうど【農奴 serf】
封建社会において,領主の支配・隷属下にあった農民のあり方に関する概念であるが,何を基準に農奴とみるかについては,歴史学,経済学,法学といった分野によっても,また地域・時代によっても一様ではない(〈農奴制〉の項目を参照)。ここでは西欧とロシアに限定して論じるが,日本,中国などの前近代の農民のあり方については,〈荘園〉〈地主〉〈小作制度〉などの項目を参照されたい。
[西欧]
 西欧中世社会は,当初から支配・隷属関係を内包していたが,中世初期を通じてますます多くの人間がそこにとらえられていった。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

のうど【農奴】
ヨーロッパ封建社会における自由を制限された農民。領主の身分的支配を受け、土地に縛られて移転の自由をもたない。領主から貸与された土地を耕作し、賦役・貢納などの義務を負う。

出典:三省堂
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精選版 日本国語大辞典

のう‐ど【農奴】
〘名〙 ヨーロッパ封建社会の隷農。厳密には古典荘園の農民、一般的には封建社会の大部分を占める農民をさす。領主が貸与する保有地を耕し、領主に賦役、現物地代の他に人頭税、相続税などを納める。再生産に必要な生産物の取得は認められるが、土地・財産の処分権を持たず、土地にしばりつけられ、領主裁判権に服する。
※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉一六「われ等、賃銀労働者も、奴隷のやうに、農奴のやうに、われ等の子孫をして拳を握らしめないであらうか」

出典:精選版 日本国語大辞典
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旺文社世界史事典 三訂版

農奴
のうど
serf (イギリス)
Leibeigene (ドイツ)
封建社会の直接生産者である農民の身分的呼称
広義には封建社会において封建地代を負担するすべての農民,狭義には労働地代(賦役)を中心として領主の経済外強制による支配を受ける農民をいい,ほぼ古典荘園における農民がこれに相当する。農奴は領主から保有地を貸与され,労働地代を負担して土地に縛られた。そして,移転自由もなく,土地とともに売買譲渡され,領主裁判権に服した。奴隷とは,財産を所持し,家族を構成している点が異なる。

出典:旺文社世界史事典 三訂版
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日本大百科全書(ニッポニカ)

農奴
のうど

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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