@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

辺・方【へ】

大辞林 第三版

へ【辺・方】
[1]
濁音化してとも
ほとり。あたり。 大君の-にこそ死なめ顧みはせじと言立て/万葉集 4094
海辺。海の岸に近い所。沖に対していう。 沖辺行き-に行き今や妹がため/万葉集 625
接尾
普通と発音され、また、濁音化してともなる接尾接尾

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

べ【辺・方】
接尾
名詞へ(辺・方)から
名詞に付いて、そのあたり、そのそば、そのへん、また、その頃などの意を表す。 海- 水- 春- 夕-

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

へ【辺・方】
[1] 〘名〙 (時に濁音化して「べ」の形でも用いられる)
① あたり。ほとり。そば。
※古事記(712)中・歌謡「をとめの 床の辨(ベ)に 我が置きし つるぎの太刀 その太刀はや」
② 海辺。岸辺。海などの岸に近いあたりをさしていう。⇔
※書紀(720)神代下・歌謡「沖つ藻は 陛()には寄れども さ寝床も 与はぬかもよ 浜つ千鳥よ」
[2] 〘語素〙 (普通「え」と発音され、濁音化して「べ」ともなる) (名詞、または動詞の連体形に付く)
① そのあたり、その方向などの意を表わす。「片(かた)え」「後(しり)え」「行(ゆ)くえ」「海辺」「沖べ」など。
② その頃(ころ)の意を表わす。「春べ」「夕べ」「去(い)にしえ」など。
[補注](1)この「へ」は、上代特殊仮名遣では、甲類の仮名が使われている。これと非常によく似た意味・用法をもつ、乙類の「へ(上)」があるが、一応、別語と見るべきであろう。→「上(へ)」の補注。
(2)この「へ」は、格助詞「へ」の源にもなっている語。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

辺・方」の用語解説はコトバンクが提供しています。

辺・方の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation