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迷走神経【めいそうしんけい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

迷走神経
めいそうしんけい
vagus nerve
第 10脳神経延髄から出て頭部頸部胸部腹部 (骨盤を除く) のすべての内臓分布して,感覚,運動,分泌を支配している。その大部分線維は副交感性である。神経でありながら腹部にまで達しており,その末梢分布が複雑でわかりにくかったので,迷走という名がつけられた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

めいそう‐しんけい【迷走神経】
脳の延髄から出ている末梢神経の一。複雑な走行を示し、頸部(けいぶ)・胸部に分布し、さらに腹部に達して多くの内臓に分布。大部分が副交感神経からなり、平滑筋の運動やの分泌機能を調節する。第十脳神経。

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栄養・生化学辞典

迷走神経
 脳から直接出ている末梢神経,すなわち脳神経の一つで,運動と知覚の混合神経.頭部,頚部,胸部,腹部と広く分布している.食欲調節その他,消化液の分泌調節など食物とからだの関係にも深くかかわっている.

出典:朝倉書店
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世界大百科事典 第2版

めいそうしんけい【迷走神経 nervus vagus】
第10脳神経で,延髄に出入し,咽頭,喉頭,食道上部の運動神経や腺の分泌神経のほか,胸腔や腹腔の内臓から感覚情報を伝達する神経と副交感神経を含む。脳神経でありながら,はるばる腹腔にまで下行して分布するところから,この名がある。脳神経水野 昇】

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

迷走神経
めいそうしんけい

脊椎(せきつい)動物の第10脳神経で、脳を出たのち、その名のようにきわめて複雑な走行と分布を示す。頭蓋(とうがい)を出て、頸(けい)部を下って胸腔(きょうこう)に入り、さらに腹腔に達して、広く胸腹部(骨盤を除く)の内臓に分布し、その知覚、運動、分泌を支配する。分布範囲は脳神経のなかでいちばん広く、頸胸部では咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、心臓、肺、食道など、腹部では胃から大腸上半部までの腸管、肝臓、膵臓(すいぞう)、脾臓(ひぞう)、腎臓(じんぞう)などに分布する。主として副交感神経繊維からなり、交感神経と拮抗(きっこう)しながら、内臓の平滑筋の運動と腺(せん)の分布を調節する。

[新井康允]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

めいそう‐しんけい【迷走神経】
〘名〙 第一〇番目の脳神経。延髄から出て内臓に分布し、声帯、心臓、胃、腸、消化腺の運動、分泌を支配する。交感神経に拮抗する作用を有し、副交感神経の代表的な神経。〔医語類聚(1872)〕

出典:精選版 日本国語大辞典
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