@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

迷路【めいろ】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

迷路
めいろ
labyrinth
内耳のこと。構造が複雑で理解しがたいことから名づけられた。骨迷路膜迷路に分けられ,骨迷路は前庭半規管蝸牛の3部から成っている。膜迷路は骨迷路の中にある管系で,骨迷路とほぼ同じ形をし,外部に外リンパ,内部に内リンパという液を満たしている。卵形嚢球形嚢という2個の袋があり,それぞれ一つの平衡斑があって互いに直角をなしている。膜迷路は音刺激および加速度刺激を受容する非常に大切な部分である。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

迷路
めいろ
maze
いろいろな方向に紆余曲折し,ところどころに袋小路のあるパターンで,古くは侵入を防ぐ防衛的な意味で構築されたものらしい。その後,娯楽のため庭園などに造られた (たとえばベルサイユ宮殿) が,現存するものとしてはイギリスハンプトンコート宮殿にあるものが最も著名である。また,19世紀末から心理学で学習研究の装置として用いられるようになった。目標点の間を袋小路のついた通路でつなぎ,被験体 (おもにねずみ) は,出発点からできるだけ早く,最短距離を経由して目標点に到達することが要求される。迷路にはその大きさ,複雑さ,形状などにさまざまなものがあり,普通目標点に到達する通路が簡単には被験体にわからないように構成されている。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

めい‐ろ【迷路】
迷いやすい道。入り込むと迷って出られなくなるような道。「迷路に踏み込む」
1を図形化した遊び。
内耳骨迷路とその中にある膜迷路のこと。
[補説]作品名別項。→迷路

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

めいろ【迷路】[戯曲・書名]
《原題、〈フランス〉Le Labyrinthe》フランスの劇作家アラバル戯曲。1961年執筆、1967年初演。
有島武郎長編小説。米国滞在中の自身の精神的彷徨を素材とする。大正5年(1916)から大正7年(1918)にかけて「首途」「迷路」「暁闇」の三部作として発表、改稿を経て、大正7年6月に刊行
野上弥生子の長編小説。昭和10年(1935)から終戦までを、ある転向者の青年主人公に描いた大河小説。昭和11年(1936)に「黒い行列」、昭和12年(1937)に「迷路」として「中央公論」誌に連載。その後、稿し「迷路」第一部、第二部として昭和23年(1948)刊行。第三部から第六部を昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて、「世界」誌に連載。昭和27年(1952)から昭和31年(1956)にかけて刊行。昭和32年(1957)、第9回読売文学賞小説賞受賞。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラス

迷路
韓中合作のテレビドラマ。2007年放映開始(全22話)。出演は、イ・ジョンウォン、ファン・シネタウ・フェミンほか。メロドラマ

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

迷路
池波正太郎の長編時代小説。1984年刊行。「鬼平犯科帳」シリーズ。

出典:小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

めいろ【迷路 labyrinth】
内耳とまったく同じ意味と考えてよいが,迷路が内耳を包んでいる組織をも含んだ総称である点に違いがある。側頭骨の中のいちばん硬い岩様部の中に迷路のような複雑な管腔,およびそれを包んだ硬い骨があることからこの名がついた。迷路は,外装をつくっている骨迷路(迷路骨包)と,その内側に包まれた膜迷路とからなっている。骨迷路内には,ほぼ髄液と同じ成分で,蝸牛導水管で髄膜腔に連なる外リンパ液が含まれている。この液は,聴覚に役立つ蝸牛と,体の振動,平衡に役立つ前庭と,頭の回転などを知覚する半規管とを満たしている。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

めいろ【迷路】
野上弥生子の長編小説。〈黒い行列〉〈迷路〉ので1936‐37年に《中央公論》に発表し,第1部,第2部として48年岩波書店刊,第3~6部を49‐56年に《世界》に連載,52‐56年同書店刊。二・二六事件から太平洋戦争敗戦へと激動する昭和史を背景に良心行方を求めて彷徨する青年群像と,戦時下の政財界を重層的に描いた作品。転向者菅野省三は旧藩主阿藤家の史料編纂員となり,西教史の研究に生甲斐を求めるが,召集されて大陸に渡る。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

めいろ【迷路】
スル
入り組んでいて迷いやすい道。また、そのように仕組んだ道。
内耳のこと。
道に迷うこと。 いたづらに西天に-するなり/正法眼蔵

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

めい‐ろ【迷路】
[1] 〘名〙
① 迷いやすい道。はいりこむと迷って出られなくなる道。また、そのように作られた道。メーズ。ラビリンス。〔文明本節用集(室町中)〕
※読本・雨月物語(1776)青頭巾「一たび愛慾の迷路(メイロ)に入て、無明の業火の熾なるより鬼と化したるも」
② (━する) 道に迷うこと。正しい道がわからなくなること。
※正法眼蔵(1231‐53)行持下「仏法の東漸をあきらめざるによりて、いたづらに西天に迷路するなり」 〔白居易‐刑部尚書致仕詩〕
③ 動物や人間の行動、特に学習過程を研究する装置の一つ。入口から目標に至る道順の間にいくつかの袋小路があり、誤りを繰り返した後、目標に達する行動が完成するまでの回数や時間によって学習の過程を研究する。
④ 内耳のこと。狭義では内耳の蝸牛殻以外の部分をいう。平衡感覚をつかさどる。〔医語類聚(1872)〕
[2] 小説。野上彌生子作。昭和一一年(一九三六)から同三一年まで六部に分けて断続的に発表。左翼運動の転向者菅野省三を中心に、敗戦に至るまでの混迷した時代の中での知識人の生き方を描く。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

迷路」の用語解説はコトバンクが提供しています。

迷路の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation