●逆に取る【ぎゃくにとる】
精選版 日本国語大辞典
ぎゃく【逆】 に 取(と)る
① =ぎゃく(逆)を取る①
※三四郎(1908)〈夏目漱石〉一〇「先生の手を逆(ギャク)に取って、肘(ひぢ)の関節(つがひ)を表から、膝頭で圧さへてゐるらしい」
② =ぎゃく(逆)を取る②
③ 物事の順序や方向を逆にする。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉一〇「いつも帰る道を逆(ギャク)に取(ト)って」
④ 相手の意向や発言を逆に理解する。
※椀久物語(1899)〈幸田露伴〉六「逆(ギャク)に取られてさまざまの怨言(うらみ)ひぞりは余(あんま)りな」
出典:精選版 日本国語大辞典
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