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逆髪【サカガミ】

デジタル大辞泉

さか‐がみ【逆髪】

逆立った頭髪。
髪を逆立てた化け物。
「―と見ゆるは風の柳かな/吉林」〈毛吹草
謡曲「蝉丸(せみまる)」の主人公である狂女の名。また、謡曲蝉丸」のこと。

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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デジタル版 日本人名大辞典+Plus

逆髪 さかがみ
謡曲や浄瑠璃(じょうるり)の「蝉丸(せみまる)」に登場する女性。
世阿弥(ぜあみ)の謡曲では,醍醐(だいご)天皇の第3皇女で,盲目の皇子蝉丸の姉。生まれながらに髪がさかだち異形だったため,逆髪とよばれた。のち近松門左衛門の浄瑠璃に登場。歌舞伎の「蝉丸物」の多くには,男性に転じて「逆髪皇子」として登場する。

出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版

さかがみ【逆髪】
虚構の人名醍醐天皇の第3皇女で,蟬丸の姉宮。生まれながら髪が空に向かって逆立っている異形の女性。逆髪を名とする人物は,謡曲《蟬丸》以前には見当たらない。しかし,謡曲作者の創作ではなく,中世以前に逢坂(おうさか)山周辺に伝承されていた口承説話にもとづいたのではないかと考えられる。盲目の蟬丸が逢坂山の藁屋琵琶を弾じているところへ,姉宮で,逆髪の業のゆえに遺棄されて放浪する逆髪が立ち寄り,薄幸の姉弟がつかのまの奇遇を喜び,なぐさめあい,なごりを惜しみつつ立ち去るというのが,謡曲《蟬丸》の物語である。

出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典

さか‐がみ【逆髪】
[1] 〘名〙
① さかだった頭髪。また、髪を逆立てたように、上部に引っぱって結うこと。
※謡曲・歌占(1432頃)「白髪は乱れ逆髪の、雪を散らせるごとくにて」
② 頭髪がさかだったばけもの。
※俳諧・毛吹草(1638)五「さか髪(ガミ)とみゆるは風の柳哉〈吉林〉」
[2] 謡曲「蝉丸」に登場する狂女の名。また、謡曲「蝉丸」の古名。

出典:精選版 日本国語大辞典
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