@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

造林【ぞうりん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

造林
ぞうりん
afforestation
有用樹種のを仕立てることで,広い意味では林地や林木の保護,手入れまで含まれる。天然更新人工造林とがある。日本では一般に皆伐に伴う造林法として苗木を用いる植樹造林が行われる。植樹造林は樹種,品種など最も適当と思われるものを用いる自由があるが,選択を誤ると失敗する危険も多い。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ぞう‐りん〔ザウ‐〕【造林】
[名](スル)木を植え育てて森林をつくること。計画的に木を植える人工造林法と、既成の森林に手入れをする天然造林法とがある。「土砂崩れを防ぐため造林する」

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ぞうりん【造林】
林を仕立て育てること。育林とほぼ同じ意味で使われることもあるが,人工造林とくに苗木の植栽を意味する場合に用いられることが多く,植栽してからの手入れ(保育)や天然更新も含めていることを強調する意味では育林を使うほうがよい。もともと森林がなかった場所や,森林が切られてからかなりの年月がたった場所に林を仕立てる場合afforestationと,森林を伐採したあとにすぐ次の林を仕立てる場合reforestationとあり,後者は更新とよぶのが普通であるが,更新を造林と同義に用いる場合もある。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ぞうりん【造林】
スル
樹木を植え育てて森林とすること。 -学 -業

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

造林
ぞうりん
山野に有用な樹種の林を仕立てて管理すること。有用な樹種とは、かならずしも木材生産を目的とするものとは限らない。林を仕立てる場合には、いまある林を伐採して引き続きその跡地に次代の林を仕立てる場合(更新)と、林がない土地に新たに林を仕立てる場合とがある。造林の方法にはいろいろあるが、人間の力で種子や苗木、挿し穂などの造林材料を造林地に定着させて林に育て上げる人工造林の方法と、天然に散布された種子から発芽した稚樹や切り株から発生した萌芽(ほうが/ぼうが)などを利用して林を仕立てる天然更新の方法の二つに大きく区別される。前者を人工林施業、後者を天然生林施業とよぶ(施業とは伐採などを伴う森林の取扱いのこと)。日本では植樹造林をはじめとする人工造林が盛んである。
 人工林施業には植樹造林、直播(じかま)き造林、直挿し造林の方法がある。
(1)植樹造林 植樹造林は苗木を植える方法で、植林あるいは人工植栽ともいう。苗畑で養成した苗木を造林地に植え付けて林を仕立てる方法である。日本では古くから植樹造林が盛んで、スギ、ヒノキ、アカマツ、カラマツ、トドマツ、アカエゾマツなどの針葉樹の人工造林地が多いが、広葉樹の造林地は少ない。
(2)直播き造林 直播き造林(播種(はしゅ)造林)は、目的とする樹種の種子を林地に直接播いて仕立てる方法であり、人工下種(かしゅ)造林ともいう。環境が適していると、発芽した苗が自然の状態で健全に成長し、植樹造林に比べて苗木養成の期間と経費がかからないという利点があるが、多雨気候の日本では雑草木の繁茂が激しく、林地も急傾斜が多くて種子が流れやすく、鳥類やノネズミの食害もあって、直播き造林はほとんど行われない。
(3)直挿し造林 直挿し造林は、造林地に直接挿し穂を挿し付け、不定根を発生させて林に仕立てる方法である。この作業は簡単であるが、発根性のよい樹種や品種と発根に適した光条件や水分条件をもつ林地に限られる。
 種子が自然に落ちて天然更新していくことを生かした造林法や、切り株から萌芽更新していくことを生かした造林法は、天然生林施業とよばれる。
 ここまで説明してきたように、造林とは林を仕立てる作業という意味が強いが、近年は求める森林の機能を高めるために森林に手を加える作業全体をさすようになっている。すなわち造林とは林木の更新から育成の全般にわたる作業をさすものである。また求める機能には木材生産だけではなく、水源涵養(かんよう)機能や生物多様性保全機能なども含まれており、天然林の管理も広い意味で造林に含まれるようになってきている。
 なお、「造林」に似た「育林」という用語もあるが、「育林」は更新の後の下刈りや間伐などの期間を中心にみた場合に使われることが多い。[蜂屋欣二・藤森隆郎]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ぞう‐りん ザウ‥【造林】
〘名〙 樹木を植えたり、人工林を作ったりすること。また、既成の森林の手入れ、維持管理などを行なうこと。
※森林法(明治四〇年)(1907)一一条「造林の命令を受けたる者造林を怠りたるとき」

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

造林」の用語解説はコトバンクが提供しています。

造林の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation