●造【みやつこ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
造
みやつこ
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デジタル大辞泉
ぞう【造】[漢字項目]
[学習漢字]5年
1 物をこしらえる。つくる。「造営・造花・造船・造本/改造・偽造・急造・建造・構造・醸造・人造・製造・創造・鋳造・捏造(ねつぞう)・捏造(でつぞう)・模造・木造」
2 なす。行う。「造反」
3 ある所まで行きつく。至る。「造詣(ぞうけい)」
4 急であわただしい。「造次」
[名のり]いたる・なり
[難読]国造(くにのみやつこ)
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みやつこ【▽造】
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世界大百科事典 第2版
みやつこ【造】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
造
みやつこ
古代の姓(かばね)の一つ。語源については「御臣(ミヤツコ)」説、朝鮮語の貴人の敬称説などがある。造姓氏族は190余を数え、天神、帰化人の後裔(こうえい)と称するものが多い。部民(べみん)を率いて大和(やまと)朝廷の職務を分担する中級の伴造(とものみやつこ)に与えられた姓であるが、賜姓の時期は連(むらじ)よりやや遅く、部民制の盛行した6世紀ごろであった。684年(天武天皇13)八色(やくさ)の姓の制定に際し、刑部造(おさかべのみやつこ)と忍海造(おしぬみのみやつこ)が第三位の宿禰(すくね)を、秦造(はたのみやつこ)が第四位の忌寸(いみき)を賜姓されたにとどまり、ほかは造姓のままにとどめおかれた。
[前之園亮一]
『太田亮著『全訂 日本上代社会組織の研究』(1955・邦光書房)』▽『阿部武彦著『氏姓』(1966・至文堂)』
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