●連声【れんじょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
連声
れんじょう
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デジタル大辞泉
れん‐じょう〔‐ジヤウ〕【連声】
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世界大百科事典 第2版
れんじょう【連声】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
連声
れんじょう
漢語の熟語で、唇内撥音(はつおん)-m、舌内撥音-n、舌内入声(にっしょう)音-tで終わる漢字のあとにくるア・ヤ・ワ行音が、マ・ナ・タ行音に変化する事象。たとえば、オンヤウ(陰陽)>オンミャウ、サンイ(三位)>サンミ、インエン(因縁)>インネン、ケンヨ(顕与)>ケンニョ、サツイ(薩位)>サッチ、ヒツイウ(必由)>ヒッチウ の類。この事象の発生がいつごろであったかを文献によって確認するのはむずかしいが、院政期にはすでに発生し、とくに仏典の読誦(どくじゅ)音では頻発していたと思われる。室町時代になると、オンイリ(御入)>オンニリ、コンニチワ(今日は)>コンニッタのように、和語の場合にも発生したが、今日では特定の方言を除いて、おおむね語彙(ごい)的に固定してしまっている。
[沼本克明]
『福島邦道「連声と読み癖」(国語学会編『国語学』第52集所収・1963)』▽『浜田敦「連濁と連声」(京都大学国語国文学研究室編『国語国文』第29巻10号所収・1960)』
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精選版 日本国語大辞典
れん‐じょう ‥ジャウ【連声】
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れん‐せい【連声】
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