●遊女評判記【ゆうじょひょうばんき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
遊女評判記
ゆうじょひょうばんき
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デジタル大辞泉
ゆうじょ‐ひょうばんき〔イウヂヨヒヤウバンキ〕【遊女評判記】
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世界大百科事典 第2版
ゆうじょひょうばんき【遊女評判記】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
遊女評判記
ゆうじょひょうばんき
遊女の評判や遊興論を書いたもの。大きく狭義の遊女評判と諸分秘伝解説の2形式に分類され、前者は寛永(かんえい)(1624~44)の初年のころ『つゆ殿(どの)物語』『四十二のみめあらそひ』、後者は『秘伝書』(正保(しょうほう)以前成立か)をその始まりとする。三都の遊里すなわち京の島原、大坂の新町、江戸の吉原についての実用的案内書であるとともに、井原西鶴(さいかく)『好色一代男』(1682)を産み出す母胎とされるように、意識的な文学的形態をもつ娯楽読み物となっているものもある。代表的なものに『あづま物がたり』(1642)、『桃源集』(1655)、『ね物がたり』(1656)、『色道大鏡』(1658)、『なには鉦(どら)』など。
[中野三敏]
『『近世文藝資料5 難波鉦(複製)』(1957・古典文庫)』
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精選版 日本国語大辞典
ゆうじょ‐ひょうばんき イウヂョヒャウバンキ【遊女評判記】
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