●遊里【ユウリ】
デジタル大辞泉
ゆう‐り〔イウ‐〕【遊里】
出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
世界大百科事典 第2版
ゆうり【遊里】
出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.
精選版 日本国語大辞典
ゆう‐り イウ‥【遊里】
〘名〙 一定の区画を仕切って公認の遊女屋を多く集めてある地域。また、私娼を置いた店が集まった、いわゆる岡場所をもいう。いろざと。くるわ。遊郭。
※浮世草子・好色文伝受(1688)一「次に遊里の沙汰をいはば、原・島・新の三箇の津を大里として宿々に傾里あり」
出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
旺文社日本史事典 三訂版
遊里
ゆうり
遊女屋が集団で営業を許された一定区画の地域
遊廓・傾城 (けいせい) 町・悪所ともいう。江戸初期に江戸の吉原,大坂の新町,京都の島原などに,それまで市内に散在していた遊女屋を統合したことに始まる。武士や町人の社交場ともなり,太夫 (たゆう) のような高級遊女も出現した。江戸文学の舞台や題材になることが多い。明治以降も公認されたが,戦後の1957年売春防止法の施行により消滅した。
遊廓・傾城 (けいせい) 町・悪所ともいう。江戸初期に江戸の吉原,大坂の新町,京都の島原などに,それまで市内に散在していた遊女屋を統合したことに始まる。武士や町人の社交場ともなり,太夫 (たゆう) のような高級遊女も出現した。江戸文学の舞台や題材になることが多い。明治以降も公認されたが,戦後の1957年売春防止法の施行により消滅した。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
執筆者一覧(50音順)
金澤利明 竹内秀一 藤野雅己 牧内利之 真中幹夫
Copyright Obunsha Co.,Ltd. All Rights Reserved.
それぞれの項目は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
日本大百科全書(ニッポニカ)
「遊里」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●遊里の関連情報