●遊離基【ゆうりき】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
遊離基
ゆうりき
free radical
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デジタル大辞泉
ゆうり‐き〔イウリ‐〕【遊離基】
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栄養・生化学辞典
遊離基
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世界大百科事典 第2版
ゆうりき【遊離基】
出典:株式会社平凡社
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精選版 日本国語大辞典
ゆうり‐き イウリ‥【遊離基】
出典:精選版 日本国語大辞典
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化学辞典 第2版
遊離基
ユウリキ
free radical
不対電子をもつ分子の総称.ラジカルともいう.不対電子を2個もつときはビラジカルということもある.1900年にM. Gombergが遊離基であるトリフェニルメチルを見いだして以来,化学反応,光分解反応,放射線分解反応の中間体として各種の遊離基が生成していることが明らかになった.不対電子をもっているため電子スピンによる磁気的性質があり,とくにESR(電子スピン共鳴)によってその構造についても詳しく研究されるようになった.ESRの標準物質として,しばしば通常の化合物と同じように扱えるDPPH(2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル)が用いられるが,これは安定な遊離基である.遊離基は一般に反応性が高く不安定なので,これを観測する手段として,せん光光分解法,パルス放射線分解法,剛性溶媒法などが開発されている.
出典:森北出版「化学辞典(第2版)」
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日本大百科全書(ニッポニカ)
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