●道【みち】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
道
みち
La strada
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デジタル大辞泉
どう〔ダウ〕【道】
2 人として踏み行うべきみち。道理。特に、仏の教え。
3 道教。また、道教の教え。
4 都・府・県と並ぶ地方公共団体。北海道のこと。また、「北海道」の略。→都道府県
5 律令制で、畿内以外の諸国を大別した行政区画。東海道・山陽道など。
6 中国・朝鮮の地方区画。中国唐代には全国を10道、のち15道に区分。古代朝鮮でも行われ、現在は18道。
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どう【道】[漢字項目]
[学習漢字]2年

1 みち。通路。「道中・道標・道路/沿道・街道・間道・軌道・公道・坑道・国道・参道・車道・食道・水道・隧道(すいどう・ずいどう)・赤道・鉄道・同道・歩道・舗道・糧道」
2 それによって人を一定の方向に導くもの。モラルや信仰上の教え。「道学・道徳・道理/王道・求道(きゅうどう)・求道(ぐどう)・外道(げどう)・権道・邪道・修道・人道・正道・政道・天道・伝道・入道・非道・仏道」
3 老子・荘子を祖とする思想や教え。「道家・道教・道士」
4 専門を究めて一派を立てた技芸。「華道・歌道・芸道・剣道・茶道・柔道・書道・武道」
5 言う。述べる。「道破/唱道・報道・言語道断」
6 仏教で、衆生が輪廻(りんね)転生する世界。「六道・地獄道」
7 行政区画の一。「山陽道・北海道」
8 「北海道」の略。「道庁」



[名のり]おさむ・おさめ・じ・ち・つな・つね・なおし・ね・のり・まさ・ゆき・より・わたる
[難読]説道(いうならく)・聞道(きくならく)・道祖土焼(さいとやき)・道守(ちもり)・道産子(どさんこ)・吏道(りと)
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み‐ち【道/▽路/▽途/▽径】
1 人・車・船などが、往来するように整備された所。通路。道路。また、航路。「―を横切る」「―が混む」「船の通う―」
2 目的の場所に至る経路や、その途中。途上。「帰る―で土産を買う」「駅へ行く―で知人に会う」「―に迷う」
3 目的地までの距離。道程。行程。「町までは約二キロの―」「遠い―」
4 ある目的や結果に行きつく道すじ。「合格への―」「世界平和への―」「我が―を行く」
5 物の道理。ことわり。また、人として踏まなければならないとされる行動の筋道。道徳。「―をあやまる」「人の―に背く」「―ならぬ恋」
6 神仏の教え。特に、儒教・仏教などの教義。「法(のり)の―」「仏の―を説く」
7 芸術・技芸などのそれぞれの分野。また、その精神真髄。「茶の―をきわめる」
8 ある特定の分野。専門の方面。「その―の大家」「この―一筋」
9 事を行うためにとるべき筋道。手だて。方法。手段。「救う―がない」
[補説]作品名別項。→道
[下接句]鼬(いたち)の道・限りある道・荊棘(けいきょく)の道・敷島の道・善を責むるは朋友(ほうゆう)の道なり・終(つい)の道・武士(もののふ)の道
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みち【道】[映画]


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道
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道
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世界大百科事典 第2版
どう【道 dào】
[中国]
地方区画の単位の呼称。漢代,漢蛮雑居の地に県に代えて道を置いたのが起源。北魏から唐の初期までは,遠征軍の行動範囲や地方の軍管区などを道と呼んだ。唐朝は627年(貞観1),長安を中心とする交通路を軸に全国を10道に区分した。これはしだいに監察区分の性格を強め,733年(開元21)には15道に増加,各道には監察官として採訪処置使(のち観察処置使)が置かれた。安史の乱以後,国内に多くの節度使が置かれるようになったが,これは観察処置使を兼ねたので,節度使の管轄区域も道と呼ばれ,多いときは40余道を数えた。
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みち【道】
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みち【道】
[二義性と用法]
一面,道路的なものであるかぎり,道は明らかに実在するものである。だが他面,アナロジーとなって天道,地道,人道という抽象語として働く点からすれば,道の姿は直接に感知しえないものとしてある。道という言葉自体が備えているこの二重性が,奥底のところでこの概念のあり方を規定していることを見落とすべきではない。
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みち【道 La strada】
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精選版 日本国語大辞典
どう ダウ【道】
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旺文社世界史事典 三訂版
道
どう
唐代に置かれ,秦・漢以来の郡に代わる地方の最大区分とし,その下に州県を置いた。宋・元では路に代わったが,明では復活し,清では省の下部区分となり,形式化した。唐の影響を受けた朝鮮・日本でも,地方行政の大単位の呼称となった。
出典:旺文社世界史事典 三訂版
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