●遠賀川【おんががわ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
遠賀川
おんががわ
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デジタル大辞泉
おんが‐がわ〔をんががは〕【遠賀川】
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世界大百科事典 第2版
おんががわ【遠賀川】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
遠賀川
おんががわ
福岡県東部を北流する一級河川。三郡(さんぐん)山地南部の馬見山(うまみやま)(978メートル)や大分県境の英彦(ひこ)山(1199メートル)などに源を発し、飯塚(いいづか)市で穂波川(ほなみがわ)と嘉麻川(かまがわ)とが合流して遠賀川本流となり、芦屋(あしや)町で響灘(ひびきなだ)に注ぐ。延長61キロメートル、流域面積1026平方キロメートル。上流部で広く、下流部に狭い三角形状の流域をもつが、それは彦山(ひこさん)川、中元寺(ちゅうがんじ)川、犬鳴(いんなき)川など多数の支流が複雑な樹枝状河系を形成し、上流部に多くの盆地が展開することによる。流域には炭層を含む古第三紀層の小丘陵が広く分布し、明治時代から近年まで300余りの炭鉱が操業、日本最大の炭田地域であった。1763年(宝暦13)に完成した、中流の香月(かつき)から洞海(どうかい)湾までの堀川運河とともに筑豊炭(ちくほうたん)や、米などの物資輸送に大きな役割を果たしたが、1891年(明治24)の鉄道開通後は衰退し、川艜(かわひらた)(五平太船)による水運は消滅した。現在では北九州市などの上水道、工業用水の重要水源となっており、八木山(やきやま)川上流の力丸(りきまる)ダムをはじめ、陣屋(じんや)(中元寺川)、畑(はた)(黒川)、久保白ダムなどが建設され、河口堰(ぜき)も1980年(昭和55)完成した。炭田最盛期には洗炭による水質汚濁が著しかったが、現在では浄化が進んでいる。
[石黒正紀]
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事典・日本の観光資源
遠賀川
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精選版 日本国語大辞典
おんが‐がわ ヲンガがは【遠賀川】
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