●遠隔操作【えんかくそうさ】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
遠隔操作
えんかくそうさ
remote control ; teleoperation
リモートコントロール,テレオペレーションともいう。仕事をさせようとする機器を,遠くの場所から電波,光,電気,音波,油圧などを利用して操作すること。遠隔操作は仕事をさせようとする機器やその周囲の環境の状態を知る必要があり,このためには遠隔計測と常に一体となっていなければならない。現代の工業技術を駆使するには,必ず遠隔操作の方式が組込まれているといって過言ではない。油槽船の荷役,車両運行の表示および操作,工場機器の運転,工場資材の制御および搬送などは,遠隔操作の代表例である。また,放射性物質を扱うマジックハンド,船舶や飛行機の無人操縦,宇宙ロボットや海洋開発ロボットなど高度の遠隔操作技術が利用されている。さらに,力や画像,音の情報をオペレータに有効に伝える技術としてはテレイグジスタンス技術がある。
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デジタル大辞泉
えんかく‐そうさ〔ヱンカクサウサ〕【遠隔操作】
離れた場所にある機械や装置を、間接的に運転・制御すること。マニピュレーターの使用など。リモートオペレーション。
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世界大百科事典 第2版
えんかくそうさ【遠隔操作】
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精選版 日本国語大辞典
えんかく‐そうさ ヱンカクサウサ【遠隔操作】
〘名〙 離れた場所にある機械、装置などを制御、運転すること。遠隔制御。リモートコントロール。リモコン。
※中間文化(1957)〈加藤秀俊〉二「赤ん坊のお守りも遠隔操作でイケるというわけである」
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