●還元【カンゲン】
デジタル大辞泉
かん‐げん〔クワン‐〕【還元】
1 物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に
2 酸素の化合物から酸素を奪うこと。または、ある物質が水素と化合すること。一般的には、原子または原子団に電子を与えること。→酸化
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栄養・生化学辞典
還元
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世界大百科事典 第2版
かんげん【還元】
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
還元
かんげん
reduction
(1) 酸化物から酸素の全部または一部を取去ってもとに戻す変化。たとえば赤熱した酸化第二銅に水素ガスを通じると酸化物から酸素が奪われて金属銅になる変化 CuO→Cu がある。
(2) 物質が水素と化合して新化合物が生成する変化。たとえばケトンあるいはアルデヒドからアルコールを生成する変化 RCOR→RCHOHR やニトロ化合物からアミンを生成する変化 C6H5NO2 →C6H5NH2 などがある。
(3) 広義には物質に電子を添加する変化。たとえば酢酸鉛の水溶液中に亜鉛粒をつるしておくと,その表面に鉛が美しい樹枝状に析出する変化 Pb2+→Pb や,電解の際に陰極において起る変化などがある。
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還元
かんげん
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精選版 日本国語大辞典
かん‐げん クヮン‥【還元】
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知恵蔵
化学辞典 第2版
還元
カンゲン
reduction
[別用語参照]酸化還元反応
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