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鄒衍【すうえん】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鄒衍
すうえん
Zou Yan
前 350年頃活躍した中国,戦国時代思想家斉国 (山東省) の人。天文地理にすぐれ,陰陽説と五行説を合せて宇宙生成を論じ,かつそれに基づいた五徳終始の学説をもって歴代王朝の交代を説明したという。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

すう‐えん【鄒衍】
[前305ころ~前240]中国、戦国時代の思想家。(せい)の人。宇宙万物を陰陽五行の消長によって解釈、のちの中国思想に大きな影響を与えた。

出典:小学館
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世界大百科事典 第2版

すうえん【鄒衍 Zōu Yǎn】
中国,戦国時代の思想家。騶衍とも書く。生没年は不明。斉(山東省)の人で,稷下(しよくか)の学士(稷門)の一人。孟子より時代は少しおくれる。陰陽五行思想をはじめて組織的に整理したことで知られる。彼は,まず経験を納して一つの原則を考え,ついでその原則から演繹して未知の知識を求めた。彼の主張には二つの大きな特徴がある。一つは地理観において,儒者の説に反対して,大九州説(九州)を唱えたことである。彼によれば,儒者のいう中国とは,天下の81分の1を占めるにすぎないという。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

鄒衍
すうえん

生没年不詳。中国、戦国期の思想家。陰陽(いんよう)五行家の祖。騶衍(すうえん)とも書く。斉(せい)の臨淄(りんし)(山東省)の人で、孟子(もうし)よりややあと、公孫竜(こうそんりゅう)と同じころの人。『史記』の「孟子荀卿(もうしじゅんけい)列伝」によると、故国の斉で名声を得たのち梁(りょう)、燕(えん)に行き好遇され、「終始大聖の篇(へん)十余万言」や『主運』を著したとされる。『漢書(かんじょ)』の「芸文志(げいもんし)」には『鄒子(すうし)』49篇、『鄒子終始』56篇が著録されているが、いまは伝わらない。彼は、最古の黄帝(こうてい)から当代に至るまでの興亡の歴史が土、木、金、火、水という五行相勝(そうしょう)(相剋(そうこく)、または五徳終始)の原理によって展開したと考え、未来を予見しようとした。また、当時の中国は赤県神州という小さな州であり、全世界の81分の1にすぎないとする大九州説を唱えた。

[中村璋八 2015年12月14日]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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