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鄧小平体制【とうしょうへいたいせい】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鄧小平体制
とうしょうへいたいせい
Deng Xiaoping regime
1978年の 11期3中全会を契機として成立した 鄧小平を最高指導者とする体制。文革と第1次天安門事件で2度にわたって失脚した 鄧小平は 77年に再度復活し,78年の歴史的な 11期3中全会で,脱文革・非毛沢東化・近代化路線推進の基礎を固めた。その後彼は,80年には文革右派としての華国峰首相の解任趙紫陽の首相就任,81年には華国峰の党主席から副主席への降格と,胡耀邦の党主席就任,さらには自らの党中央軍事委員会主席就任を実現し,82年の 12全大会や 83年の第6期全人代第1回会議などで自己の人脈による体制固めを推進した。だが,改革路線の行き詰まりと保守派の抵抗で党内の権力争いや反体制運動が継続し,89年の第2次天安門事件で学生を弾圧して,体制の正統性を大きく傷つけた。しかしその後,党人事を大幅に入替え政治的建て直しをはかるとともに,社会主義市場経済の導入により,経済自由化への道を拡大した。 鄧の死後,その路線は江沢民・李鵬体制に引き継がれた。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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