●重力散乱【ジュウリョクサンラン】
デジタル大辞泉
じゅうりょく‐さんらん〔ヂユウリヨク‐〕【重力散乱】
重力の小さい天体が、近傍を大きい天体が通過することで慣性軌道から離れること。太陽系では、外惑星軌道近くの小惑星などが外惑星の通過に伴い、軌道を乱されて太陽に引き込まれたり、逆に太陽系外縁にあるとされるオールトの雲や太陽系外にはじき出されたりする。
出典:小学館
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