@niftyトップ

辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービスです。

重陽【ちょうよう】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

重陽
ちょうよう
菊の節供九月節供重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇紫宸殿に出御し,群臣を賜わり歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった。月と日に9の陽数が重なるのでこの名がある。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉

ちょう‐よう〔‐ヤウ〕【重陽】
《陽数である九を重ねる意から》五節句の一。陰暦9月9日のこと。また、その日に行われる節会(せちえ)。中国を起源とし、日本では平安時代に宮中の年中行事として菊の宴が催された。菊の節句重陽の節。重九。 秋》「―の山里にして不二立てり/秋桜子

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版

ちょうよう【重陽】
9月9日の節供。陽数(奇数)の極である9が月と日に重なることからいい,重九(ちようきゆう)ともいう。中国行事の渡来したもので,邪気を避け,寒さに向かっての無病息災防寒の意味もあった。菊花宴ともいい,685年(天武14)を起源とするが,嵯峨天皇のときには,神泉苑文人を召して詩を作り,宴が行われていることが見え,淳和天皇のときから紫宸殿で行われた。菊は霊薬といわれ,延寿の効があると信じられ,この日,菊酒を飲むことも行われた。

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

ちょうよう【重陽】
陽数である九が重なることから
五節句の一。陰暦九月九日に行われる節会せちえ。中国から伝わり、平安時代には宮中の年中行事となって観菊の宴が催された。菊の節句。重九。 [季] 秋。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

精選版 日本国語大辞典

ちょう‐よう ‥ヤウ【重陽】
〘名〙 (陽数の極である九が重なる意) 五節供の一つ。陰暦九月九日のこと。また、その節会(せちえ)。重陽の節。菊の節供。《季・秋》
※続日本紀‐天平宝字二年(758)三月辛巳「卒土公私、一准重陽、永停此節」 〔杜甫‐九日詩〕
[語誌](1)九月九日を吉日として、茱萸を身に着け、菊酒を飲む習俗が漢代には定着し、五代以後は朝廷での飲宴の席で賦詩が行なわれた。この行事が日本にも伝わり、「書紀‐天武一四年(六八五)九月」に見えるのが最初の宴である。嵯峨天皇の時代に毎年の宮廷行事として定着した。
(2)詩宴は漢詩文を賦するのが本来であるが、和歌の例も「古今集」に見られる。また、時代が下るにつれ、菊の着せ綿や菊合わせなどが加わり、菊の節供としての色合いが強調されるようになる。

出典:精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

重陽」の用語解説はコトバンクが提供しています。

重陽の関連情報

他サービスで検索

(C)The Asahi Shimbun Company /VOYAGE MARKETING, Inc. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

アット・ニフティトップページへ アット・ニフティ会員に登録

ウェブサイトの利用について | 個人情報保護ポリシー
©NIFTY Corporation