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野良着【ノラギ】

デジタル大辞泉

のら‐ぎ【野良着】
野良仕事で着る衣服

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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世界大百科事典 第2版

のらぎ【野良着】

出典:株式会社平凡社
Copyright (c) Heibonsha Limited, Publishers, Tokyo. All rights reserved.

大辞林 第三版

のらぎ【野良着】
野良仕事のときに着る着物。

出典:三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)

野良着
のらぎ
田畑で農耕作業をするとき着用する仕事着。広義には農山漁村で用いる労働着をさし、帯、前掛け、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、襷(たすき)、被(かぶ)り物(もの)、雨具などの付属品をも含めていうこともある。働き着として機能性が優先され、着やすく、活動的である。また外傷からの保護や防虫を目的とし、仕立ても簡略な形となっている。このため古くから、形態上の変化がほとんどないまま現在に至っている。南北に長い日本の地理的条件から、北方系の二部式構成と、南方系の一部式形態が、東北日本と南西日本のそれぞれに用いられ、東海、近畿地方は両者併用の傾向がみられる。
 二部式の上衣はコシキリ、ジバン、ハンチャ、ミジカなどとよばれ、丈は腰ぐらいまで、衽(おくみ)のつかないものが多い。両脇(わき)の裾(すそ)に10センチメートルぐらいの馬乗(うまのり)がつき、ゆとりをもたせている。一部式は脛(すね)ぐらいまでの対丈(ついたけ)の着物で、腰巻をつけ、帯を締め、脚絆、前垂れをする。袖(そで)はとくに腕の動きがよいようにくふうされ、変化に富んでいる。平袖(ひらそで)・半袖には襷(たすき)、腕貫(うでぬき)、手甲が併用された。筒袖はツッポ、テボソなどといわれる。鉄砲袖は筒袖と腕貫をあわせた型で、腕に密着させ、腕の付け根に三角の燧布(ひうちぬの)を入れ、腕の動きを楽にしている。捩袖(もじりそで)はマキソデ、ネジソデともいわれ、広袖の下端を、袖口にかけて斜めに三角形に折り上げたものである。袖付けが大きいので、下に重ね着をした場合でも、ゆとりがある。単(ひとえ)、袷(あわせ)、綿入れがあり、寒暖に応じて袖なしを外に着たり、胴着を内につける。帯は細帯、布のままのもの、裂き織などがあり、汚れ防止と前裾の乱れを防ぐ前掛けは、二布(ふたの)から、後ろまで回せる四布(よの)ものなどある。材料は耐久力のあるものが使用されるが、古くは藤(ふじ)、科(しな)(シナノキ)などの雑繊維、麻が使われ、木綿の出現後は、保温性のある木綿が主になった。染色は堅牢(けんろう)で洗うと美しさが増す藍(あい)染めが多く、紺無地か縞物(しまもの)、絣(かすり)が用いられた。
 第二次世界大戦後は在来型の野良着が減り、かわってシャツブラウスにズボン、前掛けといった姿が一般的になりつつある。[岡野和子]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

のら‐ぎ【野良着】
〘名〙 野良仕事をするための着物。
※洒落本・田舎芝居(1787)五立「三百六十余かんにち、野良着(ノラキ)のぼうた一枚で、水っぱなのうすすり上る貧乏野良」

出典:精選版 日本国語大辞典
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