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野郎【ヤロウ】

デジタル大辞泉

や‐ろう〔‐ラウ〕【野郎】
男性をののしりさげすんでいう語。「あの野郎、ふとい奴だ」「ばかな野郎だ」
前髪をそり落とした若い男。
「さてさて利口な―ぢゃな」〈浄・丹波与作
野郎歌舞伎の役者。
「歌舞伎といふ事法度になり、太夫子残らず前髪おろして―になりし時は」〈浮・男色大鑑・五〉
野郎頭」の略。
野郎帽子」の略。
男色を売る者。かげま。
「大坂に逗留の中に一日は―もよしや」〈浮・一代男・五〉

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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精選版 日本国語大辞典

や‐ろう ‥ラウ【野郎】
〘名〙
① 若い男。特に前髪を剃り落として一人前になった若者。
※浮世草子・懐硯(1687)一「十二三の治郎(ヤラウ)に紙子の広袖鈍子の衣裏はさなから脇指袋をときて掛たるやうなり」
② 男をののしっていう語。また、動物などを人に見立ててそれをののしっていう語。→このやろう
※咄本・笑長者(1780)碁将棊「あのやろうにまけては、おれも若いものがたたねヱから」
③ 前髪を剃った歌舞伎俳優。野郎歌舞伎の役者。
※仮名草子・都風俗鑑(1681)序「名とりの野郎(ヤラウ)に心をうつすもあり」
④ 男色を売る者。かげま。
※仮名草子・よだれかけ(1665)六「販ぎ若衆をしろうるりといふ名は御所がたよりいで、洛川といふは所化がたよりいでやらうといふは町がたよりいひ出したる異名にぞ侍る」
※浮世草子・男色大鑑(1687)五「太夫子残らず前髪おろして、野郎(ヤラウ)になりし時は、ひらかぬ花の散るここちして」
※藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉四「虎膚天鵞絨(とらふビロウド)の羽織に、紫の野良帽子(ヤラウ)をいただいた風情は、宛ら女の如く艷めかしい」

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