●金光明経【こんこうみょうきょう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金光明経
こんこうみょうきょう
Suvarṇaprabhāsottama-sūtra
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デジタル大辞泉
こんこうみょうきょう〔コンクワウミヤウキヤウ〕【金光明経】
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防府市歴史用語集
金光明経
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世界大百科事典 第2版
こんこうみょうきょう【金光明経】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
金光明経
こんこうみょうきょう
仏教経典。4世紀ごろおそらく北インドで成立したとみられる中期大乗経典。原名をスバルナプラブハーサ・ウタマ・インドララージャSuvara-prabhāsa-uttama-indra-rāja(『金光明最勝帝王(さいしょうていおう)』)という。三訳の漢訳が現存する。『金光明経』は北涼の曇無讖(どんむしん)の訳になり、原典を略して4巻としたもの。『金光明最勝王経』は唐の義浄(ぎじょう)訳で、原典を直訳して10巻としたもの。ほかに隋(ずい)代に8巻に編集された『合部(ごうぶ)金光明経』である。チベット訳も3種あり、原典、ウイグル訳、モンゴル訳のテキストが現存し、本経の広い分布がみられる。本経は空(くう)、懺悔(さんげ)の思想を中心とし、四天王(してんのう)、吉祥天(きちじょうてん)、地居天(じごてん)などの仏法守護や、国家鎮護の信仰を配した幅広い、物語性に富む経典である。わが国では国分寺(金光明四天王護国之寺の略)の所依(しょえ)経典であり、最勝会(さいしょうえ)、金光明懺法(せんぼう)、放生会(ほうじょうえ)などの根拠となった。ネパールでは「九大法宝」中の一経典であり、モンゴルでは毘沙門(びしゃもん)信仰の根拠となった。のち『法華経(ほけきょう)』に首座を譲った。
[金岡秀友]
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精選版 日本国語大辞典
こんこうみょう‐きょう コンクヮウミャウキャウ【金光明経】
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