●金刀比羅宮【ことひらぐう】
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
金刀比羅宮
ことひらぐう
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デジタル大辞泉
ことひら‐ぐう【金刀比羅宮】
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金刀比羅宮(ことひらぐう)
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金刀比羅宮
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世界大百科事典 第2版
ことひらぐう【金刀比羅宮】
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日本大百科全書(ニッポニカ)
金刀比羅宮
ことひらぐう
香川県仲多度(なかたど)郡琴平(ことひら)町に鎮座。一般に「讃岐(さぬき)の金毘羅(こんぴら)さん」とよばれる。大物主(おおものぬし)大神を主神とし、崇徳(すとく)天皇を合祀(ごうし)する。創建年代不詳。1001年(長保3)一条(いちじょう)天皇は藤原実秋(さねあき)に勅し、社殿を修造したが、古くより神仏習合して象頭山(ぞうずさん)金毘羅大権現(だいごんげん)と称した。金毘羅とはサンスクリット語のクンピーラKumbhiraの漢訳語で、インドのガンジス川にすむ鰐(わに)を神格化した水神を意味し、これを本社の神と結び付け信仰したのである。崇徳天皇は保元(ほうげん)の乱(1156)ののち当国に配流(はいる)されたとき、当社に参籠(さんろう)して祈願したこともあり、崩御後1165年(永万1)に合祀された。1243年(寛元1)後嵯峨(ごさが)天皇が勅命をもって祭儀を修して以後、朝野の厚い崇敬を受けた。江戸時代には全国的な航路の発展とともに、航海者の信仰を集めて、全国に勧請(かんじょう)され、また金毘羅講が各地におこった。江戸幕府は朱印領330石を寄せ、代々の高松藩主もよく保護した。中世以来、別当職として金光(こんこう)院があたっていたが、1670年(寛文10)以降神職は山内より除き、僧侶(そうりょ)のみで支配した。明治維新後、神仏分離して国幣中社。例祭10月9~11日の金刀比羅祭は「お頭人(とうにん)様」とよばれる大祭。1月、5月、9月の5~7日の本宮にての参籠大神事、4月10日の桜花祭など特殊神事が多い。琴平山(象頭山)一帯にわたる社殿は壮麗。円山応挙(まるやまおうきょ)筆『遊虎(ゆうこ)図』など多くの国の重要文化財がある。1952年(昭和27)宝物館、学芸参考館は博物館に指定された。蹴鞠(けまり)は県無形民俗文化財。
[鎌田純一]
『『金毘羅庶民信仰資料集』全3巻(1982・金刀比羅宮社務所)』
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精選版 日本国語大辞典
ことひら‐ぐう【金刀比羅宮】
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旺文社日本史事典 三訂版
金刀比羅宮
ことひらぐう
もと金毘羅 (こんぴら) 大権現と称した。「金毘羅」とはインドの海神竜王のこと。古来,漁民・海上の守護神として崇敬され,特に14世紀ころからその信仰も盛んとなり,全国に分社がつくられた。現在は交通安全の神となる。
出典:旺文社日本史事典 三訂版
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