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金箔【きんぱく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

金箔
きんぱく
gold leaf
金を薄く引延ばしたもの。金は展延性にすぐれるので,昔は人力で作られた。現在は圧延機,製機あるいは電解法によって,きわめて薄い 0.0001mmぐらいの箔を製造。工業用のほか仏像,仏具陶磁器などの美術工芸品,表具製本金糸などに使用される。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

きん‐ぱく【金×箔】
《古くは「きんばく」》金の薄板を槌(つち)でたたいて薄紙のように延ばしたもの。「漆器に金箔を置く」
実質以上によく見せかけた外見。また、りっぱな肩書きや身分

出典:小学館
監修:松村明
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世界大百科事典 第2版

きんぱく【金箔 gold leaf】
金を打ち延ばして薄い箔としたもの。金はあらゆる金属のうちで最も展延性に富み,0.3μm程度の箔にまですることができる。この金箔は光を透過し,透過光はほぼ緑色を呈する。化学的に安定で環境に対して強い金は箔に延ばし,金閣寺秀吉茶室などにみられるように,建築物の表装材としても使用され,その色と光沢の美しさを外に誇った。現在では,おもに美術工芸品や,金糸,書籍の天金装飾などに用いられている。市販品には微量が添加されている。

出典:株式会社平凡社
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日本大百科全書(ニッポニカ)

金箔
きんぱく
gold foil

もっとも歴史の古い金属箔の一種。金の高い展延性を利用し、打ち延ばして厚さ0.1マイクロメートルのものまでできる。高純度の金は箔打ちが困難で、市販のものは金と銅と銀の合金である。合金にすると展延性は向上するが、色に差異が出る。日本では金沢市で国内全生産量の98%以上がつくられている。製箔工程は機械化が一部行われているものの、技法に伝統的な部分が非常に多く、最終の箔打ち工程では、特殊な処理を施した和紙に上澄みとよばれる厚さ2マイクロメートル程度の金を挟んで束にし、それを革で包んだものを箔打ち機で打って金箔にしている。主として美術工芸品、金切箔(きんきりはく)、金糸の材料になり、また書籍の天金(てんきん)など装飾に用いられる。

[志村宗昭]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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