●金蔵主【こんぞうす】
デジタル版 日本人名大辞典+Plus
金蔵主 こんぞうす
後亀山天皇の皇子とも,世明王(説成(かねなり)親王の子)の王子ともいわれる。京都万寿寺の僧となる。嘉吉(かきつ)3年南朝系の尊秀王の京都侵入に応じて,日野有光らにかつがれ兄通蔵主とともに京都御所をおそう(禁闕(きんけつ)の変)。神剣・神璽(しんじ)をうばい,比叡(ひえい)山にのがれるが,同年9月26日管領(かんれい)畠山持国らに討たれた。
出典:講談社
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。
「金蔵主」の用語解説はコトバンクが提供しています。
●金蔵主の関連情報
関連キーワード
| 足利義勝| 小倉宮| 日野有光| 日野有光| モンテフェルトロ家| 昭和南海地震| 上杉定正| 薩戒記| 世阿弥|