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金融調節【きんゆうちょうせつ】

知恵蔵

金融調節
日本銀行が金融市場全体の資金の過不足を調節すること。日本銀行が資金の供給・吸収を通じて金利水準やマネーサプライに影響を及ぼす。手段としては、金融機関への信用供与(貸し出し)と、市場での売買取引(オペレーション)がある。現在は、後者が主である。貸し出しには、金融機関が割り引いた手形を日本銀行が再割引する手形割引と、手形・債券等を担保に金融機関が日本銀行に約束手形を振り出す手形貸し付けがある。貸し出しの実施は、資金需給を緩和させ、金利低下や融資増大が期待できる。逆に貸し出しの回収は、資金需給を逼迫(ひっぱく)させ、金利上昇や融資縮小が期待できる。オペレーションにおいては、日本銀行は直接市場に参加し、手形・国債・CP等の取引(売買・現先取引等による)を通じて資金供給・吸収を行う。市場からの手形等の買い取り(買いオペレーション)は、市場に資金を供給し、資金需給を緩和させ、金利低下が期待できる。逆に、市場への手形等の売却(売りオペレーション)は、市場から資金を吸収し、資金需給を逼迫させ、金利上昇が期待できる。なお、一般にオープン市場でのオペレーションを、公開市場操作と呼ぶ。
(吉川満 (株)大和総研常務理事 / 2007年)

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」

デジタル大辞泉

きんゆう‐ちょうせつ〔‐テウセツ〕【金融調節】
中央銀行が公開市場操作などによって短期金融市場の資金量を調整すること。日本では日本銀行金融政策決定会合で決めた基本方針を実現するために、短期金融市場で民間金融機関相手に債券や手形を売買して、市場の資金量を調節する。→公開市場操作

出典:小学館
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:田中牧郎、曽根脩
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