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鈴鹿山脈【すずかさんみゃく】

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

鈴鹿山脈
すずかさんみゃく
北勢アルプスと呼ばれることもある。三重・滋賀県境にある山脈。北は霊仙山 (1084m) から南は鈴鹿峠まで約 50km,幅約 10kmにわたる。最高峰は北部の御池岳 (1247m) 。東に急傾斜する傾動地塊で,西は緩傾斜をなし近江盆地へ続く。このため,東側は古くから東西交通の難所で知られる。山頂には隆起準平原面が残り,おもに古生層から成る。石灰岩が豊富で,カルスト地形やセメント原料採掘場が多い。全山が鈴鹿国定公園に属し,登山,スキー,ハイキング,キャンプなどの諸施設がある。御在所山 (1210m) ,藤原岳 (1143m) ,竜ヶ岳 (1100m) ,釈迦ヶ岳 (1092m) ,鎌ヶ岳 (1161m) ,入道ヶ岳 (906m) ,雨乞岳 (1238m) は鈴鹿セブンマウンテンズ (七山) と呼ばれる。御在所岳山麓に湯ノ山温泉があり,ここから山脈を横断して滋賀県へいたる鈴鹿スカイライン (19.9km) が通じる。

出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉

すずか‐さんみゃく【鈴鹿山脈】
三重・滋賀県南北に走る山脈。最高峰は御池岳(おいけがたけ)で、標高1247メートル。主峰御在所山(ございしょやま)・釈迦ヶ岳・藤原岳など。カモシカの生息地。北勢アルプス

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世界大百科事典 第2版

すずかさんみゃく【鈴鹿山脈】
三重県と滋賀県の県境をほぼ南北方向に走る山脈。長さ約55km,平均標高1000m。北は関ヶ原低地を隔てて伊吹いぶき山地に続き,南は加太かぶと)の鞍部をはさんで布引(ぬのびき)山地に接している。新生代後期に近畿地方でみられた六甲変動によって形成されたもので,それまで広範に広がっていた準平原状の小起伏面が,南北方向の軸をもって順次,波状に隆起してできたと考えられる。山脈が隆起していく過程で,山脈の西側に近江伊賀断層,東側に一志(いちし)断層を伴い,東側は逆断層によってできた急崖となっており,西に緩傾斜した傾動地塊の姿をとる地塁山地である。

出典:株式会社平凡社
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大辞林 第三版

すずかさんみゃく【鈴鹿山脈】
三重県と滋賀県の境を南北に走る山脈。最高峰は御在所山(海抜1212メートル)。カモシカが生息する。

出典:三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)

鈴鹿山脈
すずかさんみゃく
滋賀県と三重県・岐阜県の境界をなす南北約55キロメートル、東西約10キロメートルの山脈。鈴鹿山地、北勢(ほくせい)アルプスともいう。秩父中・古生層の砂岩、凝灰岩が主で、一部花崗(かこう)岩、石灰岩が含まれる。東部の急崖(きゅうがい)に対して西部は緩傾斜の地塁山地であり、このため、東部では短小急流な河川が扇状地を形成、西部では河川流路が長い支谷を通り、野洲(やす)川、日野川、愛知(えち)川、犬上(いぬかみ)川には多目的のダムが建設されている。最高峰は北部の御池岳(おいけがたけ)(1247メートル)で、ほかに御在所(ございしょ)山(1212メートル)、釈迦(しゃか)ヶ岳(1092メートル)、竜ヶ岳(1100メートル)、藤原岳(1120メートル)、鈴ヶ岳(1130メートル)、霊仙(りょうぜん)山(1094メートル)、鎌(かま)ヶ岳(1161メートル)などがある。北部の石灰岩地帯には河内(かわち)や佐目(さめ)の風穴があり「近江(おうみ)カルスト」の名で知られる。また南東部の御在所山付近の花崗岩地帯は巨大な奇岩が多く、藤内壁(とうないへき)などはロッククライミングに利用される。山脈の主要部は鈴鹿国定公園に指定され、山麓(さんろく)の湯の山温泉と山頂を結ぶロープウェーや鈴鹿スカイラインなどを利用した観光客が多い。[高橋誠一]

出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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精選版 日本国語大辞典

すずか‐さんみゃく【鈴鹿山脈】
三重・滋賀両県境に沿い、南北に走る山脈。東側は伊勢平野、西側は近江盆地に面する。珍しい植物が多く、ニホンカモシカ(国特別天然記念物)の生息地として有名。南端に鈴鹿峠がある。最高峰御池岳(一二四七メートル)。鈴鹿山地。北勢アルプス。

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